アドベンチャーレースはスポーツとして注目されています。「初心者ではハードルが高い」と思っていませんか。アドベンチャーレースのルールや歴史、魅力たっぷりの女子ファッションを紹介していきます。

もくじ

  • まずはチェック!アドベンチャーレースのルールと歴史
  • アドベンチャーレースに挑戦したことがある芸能人
  • 魅力はコレだ!アドベンチャーレースの見どころ
  • アドベンチャーレースのかわいいファッションコーデ
  • アドベンチャーレースの体験ができる施設の場所紹介
  • アドベンチャーレースで成長しよう

まずはチェック!アドベンチャーレースのルールと歴史

アドベンチャーレースのルールと歴史についてご紹介します。

どんなレースなの?アドベンチャーレースの概要

アドベンチャーレースとは、夜間移動を含めて3日間を超えるレースです。開催地の海、山、川などの大自然を活かしたコースで、トレッキング、マウンテンバイク、カヤック、クライミングなどの複数のアクティビティをこなします。
チーム戦で行われることが多く、休憩時間や進む道を検討し、協力し合ってゴールを目指します。

参加の前に!アドベンチャーレースのルールをおさらい

アドベンチャーレースは、主催者より支給されたコースマップとコンパス(方位磁石)を使って、決められたチェックポイントを通過しながらゴールを競います。5名程度のチーム戦が多いですが、チーム構成が男女混合、同性のみ、年齢別のメンバーなどレースによってルールが異なります。
レースの長さやアクティビティの内容も異なり、睡眠のとり方にまで指示がある場合もあります。レースのルールを事前に確認しておく必要があります。

誰が始めたの?アドベンチャーレースの歴史

アドベンチャーレースの発祥や歴史は諸説ありますが、1989年ジェラルド・フュージ氏がニュージーランドで開催したレイド・ゴロワーズ大会といわれています。
1990年からマーク・バーネット氏がアメリカでレースを開催し、メジャー競技化に向けてTV放送が開始されました。日本では1999年に静岡で伊豆アドベンチャーレースが開催され、2001年にスイスで初めて世界選手権が開催されました。

アドベンチャーレースに挑戦したことがある芸能人

アドベンチャーレースに挑戦したことがある芸能人をご紹介します。

本格レースも完走!間寛平さんはどこまで走る?

お笑いタレントの間寛平さんは、心臓疾患の治療目的のために趣味でマラソンを始めました。だんだんと寛平さんがテレビ番組で走っている姿はお馴染みとなりました。
2008年にはサハラマラソンに挑戦し、食料などを入れたリュックサックを背負いながら7日間かけて完走しました。スパルタスロン、レイド・ゴロワーズ、ウェスタンステイツにも挑戦しています。どのレースで活躍するのかこれからも楽しみです。

元自衛官からタレントに!福島和可菜さんの活躍が楽しみ

自衛官からタレントに転身した福島和可菜さんは、2010年から積極的にトレイルランニングに挑戦しています。2010年に参加した「OSJおんたけウルトラトレイル100km」は20代女子の部で4位、2012年の同大会では2位でした。
2015年に開催された「第1回奥三河パワートレイル」では、女子の部で優勝されました。同年の「第1回 Fun Trails50K TwoLakes&GrwwnLine」は、女子の部で2位でした。これからも和可菜さんの活躍に目が離せません。

国際大会の出場レベル!本格マラソンランナーの西谷綾子さん

タレントの西谷綾子さんは、2007年のランニング雑誌のモデル起用がきっかけでマラソンに興味を持ちました。2010年のシドニーマラソン親善大使に選ばれ、国内外のマラソン大会に参加し始めました。
3時間15分以内の記録を出しており、フルマラソンにおいて国際大会への参加資格レベルの実力者です。2017年の「白馬国際トレイル」でトレイルランニングに挑戦しました。これからも綾子さんの活躍に注目です。

魅力はコレだ!アドベンチャーレースの見どころ

アドベンチャーレースの魅力や見どころをご紹介します。

アドベンチャーレースの魅力は、進む道は自分で決めること

アドベンチャーレースの魅力は、チェックポイントを通過するための最善コースを「自分自身で決めること」です。レースのコースだけではなく、どんどん変化する自然環境や天候によって、臨機応変にコース戦略の判断を迫られます。
チーム戦の場合は、メンバーの疲労度やアクティビティのスキルも考慮する必要もあります。特に重要なのが、休憩や食事の時間をいつ取るか、スキップするかの判断です。アドベンチャーレースの見どころは、勝敗を分けるレース戦略の判断が「適切か、失敗ならばリカバリーできるか」です。

アドベンチャーレースの見どころは、挑戦者だけの絶景を楽しめること

アドベンチャーレースの見どころは、コースマップとコンパス(方位磁石)を頼りにゴールを目指す中で、選手の視界に大自然のパノラマが広がることです。人が踏み入れない環境で開催されるレースが多いので、夜は満天の星空や月明かりが足元を照らし、星の動きによって選手は方角を確認することができます。
何キロも歩かないと辿り着けない秘境の湖に出会うこともあります。アドベンチャーレースの魅力は、過酷なアクティビティをこなした選手だけに「美しい風景との出会い」が与えられることです。

アドベンチャーレースの魅力は、チームで協力してゴールを目指すこと

アドベンチャーレースの魅力は「チーム全員でゴールを目指す」ことです。効率的にチェックポイントを通過するために、安全確認しながらトレッキング、マウンテンバイク、カヤック、クライミングなどの様々なアクティビティを最速でこなす必要があります。
単独走の場合は個人の高いスキルが勝敗を決定づけますが、団体戦ですとお互いをサポートし合うことで、個人のスキルを超えた結果を出すことが可能です。レース中の困難をチームで協力して乗り越える姿が、アドベンチャーレースの見どころです。

アドベンチャーレースのかわいいファッションコーデ

アドベンチャーレースにおすすめのファッションコーデをご紹介します。

アドベンチャーレースのおすすめブランド

アドベンチャーレースのファッションコーデとしてTHR NORTH FACEを紹介します。このブランドはメンズ商品だけではなく、おしゃれでかわいいレディース商品もあります。
ザック、シューズ、アンダーウェア、キャップ、ランニングパンツ、パーカーなどレースに必要なアイテムが豊富にあるので、かわいいコーデを楽しむことができます。

アドベンチャーレース・ウェアの着こなし方

アドベンチャーレースは自然を相手にするので、初心者は着こなし方が重要になります。日中と夜間の気温差が激しい中で走り続けているため、レース中たくさん汗をかきます。
汗は体温を下げる効果もありますが、ウェアの渇きが遅いと逆に身体を冷やしてしまいます。そこでアンダーウェアの素材は、吸水速乾性が優れているポリエステル製やポリウレタン製をおすすめします。
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アドベンチャーレースの服を選ぶポイント

アドベンチャーレースを安全かつ快適に完走するためには、あらゆる天候や自然環境に対応できる服装準備が大切です。シャツは湿気を逃がした方が良いので、軽量で吸湿・速乾性が優れたアイテムを選びます。
パーカーは急な雨に対応できるよう、防水・吸汗性が高いものをおすすめします。ボトムは軽量で伸縮性が優れていると動きやすいです。ショートパンツなどの小物で女子力をあげられます。

アドベンチャーレースの体験ができる施設の場所紹介

アドベンチャーレースを体験できる施設をご紹介します。

静岡県立朝霧野外活動センター

■静岡県立朝霧野外活動センター
・静岡県富士宮市根原1番地
詳細はこちら

初日はミニアドベンチャーレース体験や講習会があり、2日目にコンパスと地図を頼りにチェックポイントを通過する朝霧ロゲイニングに挑戦します。初心者向けのアドバイスも受けられます。場所は東名高速道路「富士IC」から西富士道路・国道139号線を経由して約40分です。

中土合公園

■中土合公園
・福島県南会津郡檜枝岐村字黒岩山1317
詳細はこちら

尾瀬街道檜枝岐大会で体験レースに参加することができます。2~3人のチームでトレッキング、マウンテンバイク、カヌーなどのアクティビティをこなしてゴールを目指します。レース中は参加者や地域住民が交流できる施設として利用できます。場所は西那須塩原インター近くです。

群馬県みなかみ町 カッパクラブ

■群馬県みなかみ町 カッパクラブ
・群馬県利根郡みなかみ町寺間18
詳細はこちら

アドベンチャーレースの国内プロチームが所属する、イーストウインドプロダクション主催のイベントです。現役プロ選手から地図の読み方、ロープの使い方、ラフティングの指導を受けられるトレーニングキャンプです。施設の場所は水上インター近くにあります。

アドベンチャーレースで成長しよう

アドベンチャーレースは自然環境や天候と向き合い、チームメンバーと協力しながらゴールを目指します。レースで多彩なアクティビティをこなし、効率よくチェックポイントを通過します。時には経験したことのないような困難に直面することもあります。
冷静に立ち向かい、問題を分析してクリアする経験は一生ものの価値があります。さらにレース挑戦者しか出会えない、素晴らしい風景もかけがえのない経験です。アドベンチャーレースに興味がある方は、ぜひ体験イベントや短いレースに挑戦してください。

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