ファッション好きな女子がアーチェリーに興味を持っていても、ルールが分からなければ楽しめないかもしれません。そこで今回は初心者女子でも楽しめるように、アーチェリーの歴史やルール、魅力的なポイントを紹介します。

もくじ

  • 知れば楽しい!アーチェリーのルールと歴史
  • あの芸能人はアーチェリー経験者だった!
  • 魅力を知れば見どころが分かる!
  • 有名なイケメン選手に注目して観戦しよう!
  • アーチェリーを観戦できる!施設の紹介
  • 静かな空気が生む緊迫感を楽しもう

知れば楽しい!アーチェリーのルールと歴史

アーチェリーのルールと歴史についてご紹介します。

アーチェリーは誰でも始められる

アーチェリーは弓を引いて、矢を的に当てるスポーツです。的の位置によって得点が決められていて、より高得点を獲得した選手が勝利します。
屋外でプレイする際には、風を計算に入れながら、的を狙わなければならないのも魅力的なポイントと言えます。年齢や性別を気にすることなく、誰でも始められるという気軽さも魅力的な部分でしょう。

アーチェリーのルールは分かりやすい

アーチェリーは70mの距離から矢を放ちます。制限時間は4分間で、その時間内に6本の矢を放つ必要があります。これを12回繰り返して、その合計点を競います。的の中心部分が10点で、中心部分よりも遠くなる程に得点は下がります。的に矢が刺さっていても、1点のゾーンよりも外側であれば得点は0点です。的に矢が刺さっていない場合も同様に0点の扱いになります。
アーチェリーには個人戦と団体戦があります。団体戦では事前に決められた順番で矢を放つことになります。

日本のアーチェリーの歴史は浅い

アーチェリーはイギリスの王族がスポーツとして楽しみ始めたのが発祥です。16世紀には当時のイギリス王ヘンリー8世がアーチェリーのコンテストを開催しています。
日本のアーチェリーの歴史は、それほど深いものではありません。日本でアーチェリーが本格的にスタートしたのが、1950年代の後半です。日本人がアメリカからアーチェリーを持ち帰って、弓道界に紹介したのがきっかけとなっています。

あの芸能人はアーチェリー経験者だった!

アーチェリー経験者の芸能人をご紹介します。

有名作家はアーチェリー経験者!東野圭吾

有名作家の東野圭吾さんは大阪府立大学に在学していた頃にアーチェリー部に所属していました。そのアーチェリー部では主将を務めるほどの実力者です。
東野圭吾さんのデビュー作品である「放課後」でもアーチェリーを登場させているくらいに、アーチェリーへの愛情が深い人だと言えます。学業とスポーツを両立させられる環境であったため、学業を疎かにすることなくアーチェリーに打ち込んでいました。

所ジョージはアーチェリーの実力者

趣味が多く、芸能界でもマルチな活躍を見せる所ジョージさんはアーチェリーも趣味として嗜んでいます。所ジョージさんは柘植大学に在学している頃にアーチェリー部に所属していました。
大学時代のアーチェリーの実力は高く、全国大会まで勝ち進むという経験も持っています。何度かテレビ番組でもアーチェリーを披露していて、そのときにも簡単に的の中心を射抜く姿を見せています。ブランクがあってもアーチェリーの腕前は落ちていないと言えます。

首相にもアーチェリー経験者!安倍晋三

日本の首相である安倍晋三さんもアーチェリーの経験者です。安倍晋三さんは成蹊大学に在籍していた頃にアーチェリー部に所属しています。
アーチェリー部では準レギュラーでしたが、大学を卒業後に全日本アーチェリー連盟の会長を務めています。全日本アーチェリー連盟の会長を務めるくらいなので、アーチェリーに関する知識は豊富に持っているでしょう。アーチェリーへの関わりが強い人なので、今後も何かしらの方法で影響を与える可能性も考えられます。

魅力を知れば見どころが分かる!

アーチェリーの魅力や見どころをご紹介します。

風の流れを考えながら矢を放つ!

アーチェリーを屋外でプレイする場合は、風の影響を受ける可能性が考えられます。その風の流れを選手が上手く察知して、的確な角度で矢を放てば、的の中心に刺さります。一時的に風が強くなっているだけという可能性もあるため、強い風が吹いた場合は矢を放つまでに時間をかけるケースもあります。
このように矢を放つまでの緊張感を観戦している人も味わえるのが魅力的なポイントです。ポイント数が並んでいる状態で強い風が吹いたときに、選手がどれだけの集中力を発揮できるかという部分も見どころだと言えます。

静かな空気も魅力的

野球やサッカーといったスポーツは声を出して応援するのが特徴的ですが、アーチェリーはプレイヤーの集中力を乱さないために矢を放つまでの間、静かな空気が流れているケースが多いです。特にゲームが決まりそうなシーンではギャラリーが静かに見守っているような状況になります。
喋っていないと落ち着かないという人には辛い場面かもしれませんが、この静かな空気が試合に緊迫感を持たせてくれます。緊迫感が出ることによって、矢が放たれた瞬間に迫力が生まれるという魅力があります。その緊迫した空気の中で、集中力を切らすことなく、高得点を得られるかというのも見どころでしょう。

精神のコントロールが大事

アーチェリーはメンタルの乱れが影響を及ぼしてしまうスポーツです。そのため多くの選手は精神のコントロールに気を付けています。例えばアーチェリー成年男子の今井雅樹選手は不調時に苛立ちを出してしまう性格ですが、チームリーダーを担っていることもあり、笑顔を保つ努力をしています。
笑顔を保っておくことでチームへの悪影響が少なく、自分の調子も好調に向かいやすくなります。この笑顔のキープがきっかけで劣勢の場面を乗り越えることもできるケースがあります。このように劣勢の場面や不調の場面で選手が、どのような行動を取るかという部分も見どころの1つです。
選手によっては面白い癖を見せるのもアーチェリーの魅力でしょう。

有名なイケメン選手に注目して観戦しよう!

アーチェリーのイケメン選手をご紹介します。

日本人初の快挙を成し遂げた選手

アーチェリーで有名な日本人選手が大貫渉選手です。彼はイタリアで行われた世界フィールドアーチェリー選手権大会のリカーブ部門で優勝を成し遂げました。この大会で日本人の男子選手が優勝したのは初の快挙です。
フィールドアーチェリーは地形の変化や傾斜を考えながら、矢を放つ必要があります。冷静に状況を判断しながら、矢を放っている姿をかっこいいと感じる人も多いのではないでしょうか。

どんな場面でも矢を放つことができる

大貫渉選手の魅力はどんな場面でも矢を放てるところにあります。体幹が強いので、傾斜の激しい場面でもブレの少ない矢の放ち方をできるのが彼の強みです。
世界大会での優勝経験を活かせるので、緊迫した場面で的の中心を射抜くようなプレイを想像させてくれます。24歳という年齢を考えても、まだまだ成長の見込みがあるため、今後のアーチェリーでも魅力的なプレイが期待できます。

イケメンポイントは強い眼差し

大貫渉選手のイケメンポイントは強い眼差しです。普段は優しい雰囲気を感じさせる表情をしていますが、弓を持ち、的を狙っているときの集中力は高く、その眼差しからは必ず中心を射抜くという強い精神力を感じ取ることができます。
試合に勝利した後の笑顔が可愛らしいところも印象的な選手で、そのギャップが彼の魅力的なポイントと言えるでしょう。そのため彼の魅力を知るためには試合中と試合後の表情に注目しておくと良いと言えます。

アーチェリーを観戦できる!施設の紹介

アーチェリーを観戦できる施設をご紹介します。

帰りにスパや運動も楽しめる!

施設名:千葉ポートアリーナ
住所:千葉市中央区問屋町1-20
詳細はこちら

千葉ポートアリーナはアーチェリーの個人選手権が行われるケースが多い施設です。近辺には「カンデオホテルズ千葉」という施設があり、ここには露天ぶろ付きのスカイスパがあるため、アーチェリーを観戦した後にスパを楽しむこともできます。他にも「セントラルフィットネスクラブポートスクエア」という施設が近くにあるため、観戦後に運動も可能です。

駅から近いアーチェリー会場

施設名:夢の島公園アーチェリー場
住所:東京都江東区夢の島二丁目地内
詳細はこちら

夢の島公園アーチェリー場は夢の島公園内に作られたアーチェリー場です。夢の島公園には他のスポーツの施設もあるため、アーチェリーの観戦以外も楽しむことができます。新木場駅から降りて、すぐに会場があるというアクセスの良さも魅力的なポイントでしょう。

障害のある方でも楽しめる

施設名:埼玉県障害者交流センター グラウンド
住所:埼玉県 さいたま市浦和区 大原3-10-1
詳細はこちら

埼玉県障害者交流センターは障害のある方でもアーチェリーを楽しめる会場となっています。アーチェリーのトーナメント大会でも利用される会場です。「さいたま市大原サッカー場」もあるため、アーチェリーだけでなくサッカーも観戦して帰るのも良い方法です。

静かな空気が生む緊迫感を楽しもう

アーチェリーは的の中心を狙って矢を放つという分かりやすいスポーツです。日本でのアーチェリーの歴史は浅いですが、大貫渉選手のような注目の選手もいます。大貫渉選手の集中しているときの強い眼差しを見るために、アーチェリーの会場に足を運んでみるのも良いのではないでしょうか。
アーチェリーは静かな空気が流れるのが印象的なスポーツです。その静かな空気が1つの矢を放つまでの緊迫感を生んでいます。この独特の空気を味わうためにアーチェリーを観戦しに行くのも、1つの楽しみ方だと言えます。

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