
もくじ
- キッズクラスは3歳から参加可能
- ヨガやピラティスは心と体を鍛えてくれる
- ヨガでは頑張りすぎによる「オーバーストレッチ」に注意
- キッズクラスの月謝は1回2000円程度
- セラピー系から英語系まで!おすすめのスクールを紹介!
- ヨガやピラティスは親子でも習える!
キッズクラスは3歳から参加可能
ヨガやピラティスは大人がやるものと思っている人もいますが、キッズクラスを設けている教室もたくさんあります。キッズクラスを設けている教室の場合、対象年齢は3~12歳程度です。レッスンを受けるためには、ある程度コミュニケーションがとれることが前提となります。そのため、3歳から利用できる教室でも、ヨガやピラティスの正しいポーズをとるためのコミュニケーションがむずかしい場合はレッスンが受けられないこともあるでしょう。
また、話すことができない年齢では、効果的なレッスンが行えない可能性があります。会話と理解力が十分であれば、子どもの習い事として始めてみるのも良いでしょう。もし対象年齢に達していない場合やコミュニケーションに不安がある場合は、親子ヨガであれば3歳以下でも参加できる教室もあります。
キッズクラスは基本的に子どもだけで参加することになります。通わせたいと考えている保護者の人は、お子さんがインストラクターとコミュニケーションをある程度とれるかどうかチェックしておくことが大切です。人見知りや環境の変化が苦手というお子さんは、親子ヨガからスタートして少しずつ教室の雰囲気に慣れさせるという方法もあります。
ヨガやピラティスは心と体を鍛えてくれる
ヨガとピラティスは同じものと思っている人も多いのではないでしょうか。インド発祥のヨガとドイツがルーツとなるピラティス、2つの大きな違いは発祥の経緯になります。一言でいうとヨガは「修行」でピラティスは負傷兵のリハビリを目的とした「エクササイズ」です。発祥の経緯は異なるものの、心と体のバランスを整えるという点は共通しています。病気や怪我のリハビリにヨガやピラティスを組み込んでいる病院もあるほどです。
子どものころからヨガやピラティスを習うことで、正しい呼吸方法を身につけることができ、姿勢が良くなるというメリットがあります。ヨガは腹式呼吸、ピラティスは胸式呼吸で呼吸方法はそれぞれ異なりますが、どちらもリラックス効果が期待できます。さらに、姿勢を整えることで頭痛や肩こりなどの体の不調を予防する効果も期待できるでしょう。
また、自分のイメージ通りに体を動かしやすくなり、別のスポーツをする際の基礎にもなります。ヨガは体全体を使ったポーズをとってゆがみを整えていくのに対して、ピラティスは肩甲骨や腹筋など個別のインナーマッスルを意識するトレーニングが多くなるのが特徴です。共通点が多い2つの習い事ですが、体の動かし方や内容をチェックしてお子さんに合っているほうを選びましょう。
ヨガでは頑張りすぎによる「オーバーストレッチ」に注意
ヨガやピラティスは激しい運動をするわけではないため、怪我のリスクが少ない習い事といえます。しかし、ヨガやピラティスならではの怪我もあることを知っておきましょう。ヨガで多い怪我には「オーバーストレッチ」というものがあります。無理な前屈や長時間無理な姿勢をとることによって体に圧力がかかり、太ももの裏・付け根・膝裏の関節や筋を傷めてしまうのが特徴です。
また、子どもの場合は逆立ちなど首に過度な負担がかかるような姿勢によって脊髄損傷のリスクもあります。あくまで自分が気持ちが良いと思う程度のストレッチにとどめることが大切なのですが、子どもの場合は加減がむずかしくインストラクターのサポートが必要です。
ピラティスはヨガのような前屈や逆立ちの姿勢をとることがありません。そのため、ヨガと比較すると怪我は起こりにくいといえます。ただし、ピラティスのエクササイズをする前には、首や肩、足首を回すなどの軽いストレッチやウォーミングアップを行って怪我予防に努めることが大切です。また、エクササイズ中に痛みや違和感があれば無理をせずすぐに中止しましょう。
怪我が治ってからエクササイズを再開するタイミングは、医師やインストラクターとしっかり話し合ってから決める必要があります。自己判断で再開したり怪我の状態をインストラクターに伝えていなかったりすると、状態の悪化やさらなる怪我を招くリスクがあることを理解しておきましょう。
キッズクラスの月謝は1回2000円程度
ヨガやピラティスを子どもに習わせるとなれば月謝が気になるところですが、月謝の相場はクラスのレベルや地域によって異なります。また、集団レッスンと個人レッスンでは人数も違うため金額が変わってくるでしょう。
例としては、都内や大阪市内にあるクラスの集団レッスンであれば、1回の月謝は2000円程度となっています。別途入会金がかかる教室がほとんどなので、月謝だけでなく入会金もチェックしておくことがポイントです。また、保護者が一緒にレッスンを受ける場合は、3000円程度料金がプラスされます。体験レッスンを実施している教室も多いため、まずは気になる教室に足を運んでみるのも一つの手です。
月謝は月の回数を増やしたり回数券を利用したりすることで、もう少し安くなる可能性もあります。また、体調不良や用事でレッスンをお休みすることも考えて、振替システムがある教室を選ぶ人もいます。せっかく子どもに習い事をさせるなら、コスパにも注目して通わせやすい教室を選びましょう。
セラピー系から英語系まで!おすすめのスクールを紹介!
ヨガやピラティスが習える教室やスクールは、雰囲気や対象年齢などそれぞれ異なります。子どもが楽しく通える教室やスクールを探すためにも、まずは特徴やシステムをチェックしておきましょう。ここでは、おすすめの教室やスクールを厳選して4つ紹介します。
1.キッズヨガベビーロータス(東京都世田谷区)
ヨガのポーズと共に、音楽や数学遊びなどを交えながら楽しく学べるヨガ教室です。ベビーヨガや1歳前後のお子さんを対象としたクラスもあり、年齢に合わせたヨガをすることができます。小学生から中学生を対象としたクラスは、入会金3500円で月謝は1回2000円です。親子で参加する場合は、1回3200円となります。また、下のお子さんがいる場合、2歳以下は無料で2歳以上はプラス1000円で一緒にレッスンを受けることも可能です。
2.リトルナマステ(東京都渋谷区)
アメリカやオーストラリアにもスタジオがあり、外国人講師が教えてくれるインターナショナルなスクールです。ヨガをしながら英語も学べると人気があります。もちろん英語がわからなくても楽しくレッスンを受けることができるので安心です。対象年齢は3~12歳で月謝は9000円となっています。1カ月から3歳のお子さんが利用できる親子クラスとベビークラス、4~6歳のクラス、7~12歳のクラスの4つのタイプからお子さんに合ったクラスが選べます。
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3. Kids Yoga Tokyo
ヨガと英語を学べるセラピー系の教室です。子どもが自立できるように基礎を作ることを目的としているため、体を動かすだけでなく自分らしさを大切にする気持ちを育むことができます。子ども専用のヨガ教室はめずらしく子育て世代の女性に注目されています。ADHDや自閉症などの発達障害児向けのクラスもあり、療育や発達支援にも力を入れているのが特徴です。対象年齢は3~10歳で入会金は5000円、月謝は月3回のレッスンで7500円となっています。
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4. ビリボピラティス
ピラティスを通じて正しい姿勢や体のコントロール方法を学べる教室です。全国各地に複数の施設を展開していて、カラフルなバランス玩具を使って楽しく体を動かすことができます。さまざまな動きを経験することで、スポーツや運動のベース作りができるのも魅力です。対象年齢は3~9歳程度で、入会金や月謝は各施設によって異なります。
公式ホームページはこちら
ヨガやピラティスは親子でも習える!
ヨガやピラティスは特別な運動神経がなくても始められ、しかも親子で習うことができるスポーツです。講座を受講すれば「キッズヨガインストラクター資格」を取得できるため、女性のスキルアップにも役立ちます。こういった資格の取得も検討しながら、自ら子どもにヨガやピラティスの楽しさを教えてみるのも良いのではないでしょうか。
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