水泳は、子どもに習わせたい習い事として人気があり、実際に水泳教室に通う子どもは多いです。子どもを水泳教室に通わせるとどのようなメリットがあるのでしょうか。また、習わせるにあたっては月謝の相場も気になるところです。この記事では、子どもに水泳を習わせたい人向けに、水泳を習うメリットや月謝の相場、おすすめのスクールを紹介します。

もくじ

  • 子どもの水泳は何歳から始められる?
  • 水泳ではどんな部位が鍛えられる?
  • 水泳で注意しておきたいケガとは?
  • 月謝の相場についても知っておきたい
  • 利用しやすいおすすめの水泳教室
  • まずはいろいろな教室を比べてみよう!

子どもの水泳は何歳から始められる?

水泳は、子どもの習い事として最も人気が高く、人気ランキングでは昔から3位以内にランクインしている定番の習い事です。水泳教室のクラス編成はそれぞれの教室毎に異なりますが、0歳から始められるベビースイミングのクラスがある教室はたくさんあります。水泳は、年代を問わずに始められる習い事の1つといえるでしょう。ベビースイミングのレッスンは、首が据わる頃から始めることができます。ベビースイミングは、赤ちゃんが水を怖がらずに慣れていくことが目的です。

歌を歌ったりおもちゃを使ったりして、赤ちゃんが飽きずに水と触れ合えるようなカリキュラムが組まれています。また、赤ちゃんとパパやママとのスキンシップが楽しめることも魅力の1つです。パパやママにとっては、赤ちゃんと一緒にプールに入ることで運動不足解消にもなります。幼児以上のクラスでは保護者は一緒に水の中には入らず、コーチと子ども達で指導が行われるのが特徴です。多くの水泳教室では、保護者が子どものクラスを見学できる場所が設けられています。幼児クラスでは、最初は水に慣れることを目的とした水中でのまねごと遊びや歩行などが行われるのが特徴です。

水に慣れてくると、顔を水につけたりバタ足や浮き身などを身に付けたりして、水泳の基本的なことを無理なく学べるような内容のレッスンに移行します。そして、最終的には水中での呼吸や浮き方、進み方など、泳ぐための基本動作を習うのです。段階を踏んで、クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの4泳法を身に付けていきます。さまざまな年齢や泳力のクラスが設けられているため、水泳教室は何歳からでも本人や親のタイミングで通いやすい習い事です。

水泳ではどんな部位が鍛えられる?

水の中に入ることによって浮力が働く結果、水泳は地上で運動をするのと比較して関節や骨などへの負担が少なくて済みます。幼児期・児童期は身体も大きく成長しますので負担の少ない運動で身体が鍛えられることはとても大きなメリットです。水泳は全身運動であるため、バランスの取れた筋力と体力を得ることができます。水泳は、地上での運動と比較して制限のある中で呼吸を行わなければなりません。全身を使って運動するため、身体が丈夫になり、基礎体力もついてきます。

習い始めの頃は水泳をしてくると疲れてしまう子どもでも、継続して練習しているうちに疲れにくくなってくることが感じられるでしょう。水泳教室では最初は水に慣れることから始めても、最終的には泳げるようになることを目標として指導をしてくれます。一人ひとりどこまで成果を出せるかは異なりますが、通っていれば泳げるようになることが多いです。小学校などでは水泳の授業があるため、泳ぐことに自信を持つことができれば水泳の授業を楽しむことができるでしょう。水泳教室に通って泳ぎを身に付けておくことで、万が一川や湖に落ちてしまったときでも溺れてしまうリスクを少なくすることができます。

水泳で注意しておきたいケガとは?

水泳は水中に入ることで浮力が働くため、身体にかかる負荷が少なくケガが起こりにくいのが特徴です。他のスポーツであれば、ボールの奪い合いや人同士がぶつかり合うことによってケガが生じやすいですが、水泳の場合は人との接触はほとんどありません。決められたコースを一人で泳ぐという性質上、他者とのぶつかりあいを想定する必要はないといえるでしょう。また、他の競技と比べるとスピードが遅いため、身体にかかる負荷も少ないです。一方、水泳はどの泳ぎ方でも肩の関節を使う競技です。

そのため、腕の筋肉にある腱と肩甲骨の靱帯がぶつかり合うことによって炎症を起こすことがあります。さらに、クロールやバタフライなどの選手ともなれば、何度も繰り返し練習することになるでしょう。クロールで腰をひねったりバタフライでドルフィンキックをしたりすると、腰に負担がかかって腰痛になることがあります。また、平泳ぎをする人はキックをするときの体勢で膝の内側靱帯に負担がかかりやすいです。こうした故障は、水泳をする人ならではのものといえます。しかし、これらの故障が心配なのは大人の選手の場合であり、子どもからの習い事としての水泳では、そこまで心配することはありません。

月謝の相場についても知っておきたい

水泳教室の月謝は、通う教室や週に何回通うか、クラスのレベルや年齢によって異なります。ベビークラスの場合は、週に1~2回のレッスンであれば、5000~8000円、週に3~4回なら7000~1万円程度が相場です。幼児クラスの場合は、週に1~2回のレッスンなら7000~1万円程度が相場となります。この他、入会するときに入会金が必要となるところもありますが、新入会員を優待するキャンペーンなどで割引の対応が受けられることもあるため、入会金の金額は教室によってさまざまです。

また、入会する際に会員証を発行する事務手数料がかかるところもあります。水泳を習うにあたっては水着やキャップなどが必要です。教室によっては、指定の水着やキャップ、バッグなどを購入しなければならない場合があります。一方、水着やキャップは指定されておらず自由というところもあるため、入会前に問い合わせをしてみるとよいでしょう。そして、水着は一度買えば終わりではなく、子どもの成長に従って買い替える必要があります。

利用しやすいおすすめの水泳教室

子どもでも安心して通える水泳教室をご紹介します。

イトマンスイミングスクール

イトマンスイミングスクールは、北海道から近畿まで教室を展開しています。子ども向けのクラスはベビークラス、幼児クラス、ジュニアクラス、選手クラスという分け方です。ベビークラスは6カ月~3歳まで、幼児クラスは2歳半~4歳、ジュニアクラスは4歳~中学生までとなっています。初めて通う人を対象とした2日間の赤ちゃん体験教室が無料で開催されているため、気軽に参加したうえで入会を決めることが可能です。大会へも多数出場実績があります。

【イトマンスイミングスクール】公式ホームページはこちら

JSSスイミングスクール

JSSスイミングスクールは北海道から九州までの幅広い地域で教室を展開している水泳教室です。ベビーコース、ジュニアコース、選手育成コースに分かれています。ジュニアコースはスクールバスで送迎してもらえるので、親が送迎する手間を省くことができて楽です。単なる泳法を教えてもらえるだけでなく、水難事故に遭ったときに身を守るための「安全水泳」の指導もしてもらえます。

【JSSスイミングスクール】公式ホームページはこちら

ルネサンススイミングスクール

北海道から沖縄まで、全国に90店舗を展開しているスポーツクラブの中の水泳教室です。生後6カ月から入会できる親子ベビーコース、3~15歳までのジュニアコース、選手コースに分かれています。レッスンに欠席したときは振替レッスンが受けられる制度が設けられているのが特徴です。体験レッスンをWEBもしくは電話で申し込むことができます。夏休みや春休みには2日間や3日間のこども短期水泳教室が開講されているため、気軽に受講することが可能です。

【ルネサンススイミングスクール】の公式ホームページはこちら

まずはいろいろな教室を比べてみよう!

水泳教室と一口に言っても、それぞれの教室によって特徴や雰囲気は異なります。通う教室を決めるにあたっては、問合せをして話を聞いたり実際の練習風景を見学させてもらったりすると良いです。また、無料体験レッスンを行っている水泳教室も多いため、気軽に申し込みをしてみましょう。複数の教室を見学、体験することにより自分の子どもに合う教室を見つけやすくなります。

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