
もくじ
- 長時間日焼け止め効果が持続するメイクが鉄則
- ベースメイクではSPFとPAの高い化粧品を選ぶ
- アイブロウはペンシルでしっかりと描いておく
- アイメイクにはウォータープルーフを使用する
- チークにも日焼け止め効果の高いものを選ぶ
- ゴルフの後にはしっかりと肌を冷やそう
長時間日焼け止め効果が持続するメイクが鉄則
炎天下の真夏のラウンドをはじめとして、ゴルフは女性の肌にとって過酷なシチュエーションといえます。日本におけるゴルフのベストシーズンは4~9月といわれていますが、これは1年のなかで紫外線が強い5~9月の期間とほぼ一致するのです。ゴルフでは屋外をカートや徒歩で移動するため、紫外線を浴びることが避けづらい状況です。また、一般的に、チームで移動しながら屋外で数時間程度プレーすることになるので、化粧直しのための時間を取りにくいといえます。
そんなゴルフのときは、長時間日焼け止め効果が持続するメイクを選ぶのが鉄則です。「日焼けしにくい」と「崩れにくい」を両立させたメイクがベストといえるでしょう。もちろん、ゴルフは屋外スポーツでもあるので、あまり厚塗りをしたりゴージャス路線にしたりするのではなく、健康的なメイクを心がけるほうがゴルフコースの雰囲気にマッチします。
日焼け対策としては、レディース用の帽子やUVカットができる傘、UVカットサングラス、アームカバーといったアイテムを準備しておくことも大切ですが、できれば見た目も軽やかでキレイにしたいものです。ベースメイクやアイブロウ、アイメイク、チークそれぞれで健康的かつ紫外線からの守りを固めたメイクを心がけましょう。
ベースメイクではSPFとPAの高い化粧品を選ぶ
下地やファンデーションは紫外線から肌を守る最後のバリアとなります。下地やファンデーション選びでは、紫外線防止効果の高いものを選びましょう。紫外線防止効果は「SPF」と「PA」という要素で表されるので、具体的にはこれらの値が高いものを選びます。
「SPF」とは肌に赤みや炎症を引き起こす紫外線B波(UVB)の防止効果を表すもので、1~50+までの数値は、何も塗らない状態に比べてどれぐらいUVBによる炎症の発生を遅らせられるかを表しています。たとえば、SPFが30なら、何も塗らない状態より30倍ぐらい炎症発生を遅らせられることを表しています。注意が必要なのは、個人差があることです。20分で日焼けの症状が現れる人なら、20分×30=600分=10時間の紫外線防止効果が期待できますが、10分で日焼けの症状が現れる人の場合、その半分の5時間しか効果が期待できないことになります。そのため、同じSPF30の日焼け止め効果を持つ化粧品を使っても、同じ効果は期待できません。また、症状を遅らせるだけで、紫外線を100%防いでいるわけでもないことに注意しておきましょう。
個人差はあるものの、一般的には、SPF20で数時間程度の日焼け予防効果が得られるため、ゴルフをする場合は、少なくともSPF20以上を選んだほうがよいといわれています。ちなみに、炎天下のマリンスポーツやレジャーで適しているとされているのはSPF50+程度、屋外での軽いスポーツやウォーキングに適しているとされるのはSPF30程度といわれています。SPF20を最低ラインとして、余裕をもってUVB対策をしておきましょう。
「PA」は一時的な肌の黒化を引き起こす紫外線A波(UVA)を防ぐ程度を4段階の「+」マークで表したものです。「+」が大きくなるほど防止効果が高いことを表します。ゴルフ場ではなるべく「+」の多い商品を選びましょう。SPFと同じくPAの目安を紹介すると、炎天下のマリンスポーツやレジャーで適しているとされているのは「++++」程度、屋外での軽いスポーツやウォーキングに適しているとされるのは「+++」程度です。
下地やファンデーションでしっかりとブロックした後、フェイスパウダーを仕上げに重ねておくとさらに日焼け止め効果が高まります。フェイスパウダーはメイクの上から重ねるだけなので、短い時間での化粧直しにも便利です。化粧室などで使えるとは限らないため、粉が飛び散る心配がないプレストパウダータイプ(粉を押し固めたタイプ)が女性ゴルファーには好まれています。
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アイブロウはペンシルでしっかりと描いておく
ゴルフはテニスやフットサルなどの球技のように、それほど激しく動くスポーツではありません。それでも屋外で数時間プレーしていると、アイブロウが落ちてしまう場合もあります。アイブロウの失敗談としては、ハーフタイムは日焼け止めの塗り直しで手一杯で、眉尻が消えかけていることが気になりつつも対処できない、などがよく聞かれます。サンバイザーや帽子に当たって落ちてしまうのも、ありがちな失敗です。そうした事態にならないための予防策は、落ちにくい方法でメイクすることに尽きます。
具体的には、パウダーより落ちにくいペンシルを使って毛の薄いところを重点的にペンシルで補っておくのが効果的なテクニックです。最後に、ウォータープルーフのマスカラトップコートをアイブロウとして使用して、描いた眉毛をしっかりコーティングしましょう。アイブロウコートを利用するのも眉をしっかりキープする方法です。アイブロウコートのなかには、海やプールでの使用を想定したものもありますから、汗をかきやすい人にも向いています。
ただし、ペンシルを使ったアイブロウのメイクは、やりすぎるとラインがハッキリですぎてナチュラルな印象にならないことに注意が必要です。ゴルフ場で似合うのは健康的なナチュラルメイクなので、ペンシルは補助的に使うのがコツといえます。
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アイメイクにはウォータープルーフを使用する
アイメイクはメイクのなかでも崩れやすく、崩れが他人にも目立ちやすい場所です。パッチリしたかわいい目にしたい気持ちはあるでしょうが、ゴルフ中のメイクは日常生活とは分けて考える必要があります。ゴルフでは、崩れやすいことを想定してアイメイクは控えめにしておくほうが得策なのです。個性を出したいときは少し物足りなく感じるかもしれませんが、欲張りすぎないシンプルメイクにすると、チークとのバランスと合わせることで健康的な印象を引き出せます。たとえば、シャドウをいつもよりも薄めにしたり、あえてラインを目立たないようにしたりして、オレンジ系のチークと合わせると、健康的なかわいいメイクになります。
また、アイブロウと同じく、アイメイクにも崩れにくいウォータープルーフタイプのアイラインやアイラッシュを使うのもコツです。パンダ目になってしまうなど、崩れたときのダメージが大きいのがアイメイクなので、ゴルフの際はディフェンス重視といえます。
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チークにも日焼け止め効果の高いものを選ぶ
頬は、額や鼻といった顔の部位のなかで高い部位と同じく、日焼けしやすいところです。チークも日焼け止め対策のあるものを選んでおきましょう。すでに少し触れましたが、健康的なメイクにオレンジ系を合わせるのがセオリーです。ピンク系ではなくオレンジ系のチークを選ぶことで、健康的な印象に仕上がるからです。チークに合わせてリップもオレンジ系にしておくと、より統一感のあるオシャレなメイクになります。
メイクは肌の状態によって状態がかなり変わることは、女性なら誰しも実感しているはずです。チークに限らず、ゴルフの前にはいつも以上に十分な時間を取って保湿すると、ノリがよくなってメイクが決まりやすくなります。化粧品を肌にしっかりなじませれば、崩れにくくもなるのです。
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ゴルフの後にはしっかりと肌を冷やそう
どんなに日焼け対策をしていても、長時間の屋外でのゴルフでは肌にかなりの紫外線を浴びています。ベースメイクやアイブロウ、アイメイク、チークそれぞれにおいてメイクのコツを押さえて、しっかり紫外線を防ぎましょう。また、シミを防ぐためには、ゴルフをした日の夜に、しっかりと肌を冷やしてほてりを押さえることも大切です。
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