
もくじ
- 意外と知らない、ハードルの歴史とルール
- あの芸能人もその昔はハードルの選手だった
- ハードルの見どころとその知られざる魅力
- 観戦時に注目の有名&イケメンの安部孝駿
- 日本陸上選手権大会のチケットと座席
- 何が起こるかわからない!だからこそ面白い
意外と知らない、ハードルの歴史とルール
ハードルの歴史やルールについてご紹介します。
ハードルは走る・跳ぶという要素の融合
陸上競技のトラック種目の一つであるハードル競技は男子110m・400m、女子100m・400mに分かれており、それぞれ決められた高さのハードルを跳びこえながら走り、ゴールするスピードを競う競技です。
走るという技術と跳ぶという技術の両方をバランスよく兼ね備えていなければより速くゴールすることが出来ないために、陸上競技の中でも難しい種目であるとされています。
意外と知らない!陸上ハードル競技のルール
ハードル競技を観ていると、競技中にハードルを倒してしまう選手がいることに気づきます。ほとんどすべての選手がハードルを跳びこえているので、ハードルを倒してしまうと何らかのペナルティになってしまうと考える人もいます。
しかし、ハードルを故意に倒したと審判に判断されなければ、何もペナルティにはなりません。一方でハードルには決められた幅があります。
足がハードルの外側にはみ出て、しかもハードルよりも低い位置を通過した場合は反則となり失格となります。
ハードルの歴史に羊用の囲いが関係していた
ハードル競技が初めて行われたのは1867年のイギリスであり、発祥の地もイギリスです。この時にハードルとして用いられた道具は羊用の囲いです。羊用の囲いを跳び越えながら走ったということがハードル競技の歴史の始まりです。
その後、ハードル競技も世界的な大会が開かれるようになり世界共通のルールが作られるようになりました。ハードルも世界共通のものが必要となり、現在のような高さと幅が共通の白黒のハードルが用いられるようになっています。
あの芸能人もその昔はハードルの選手だった
ハードル選手だった芸能人をご紹介します。
運動神経も良かった!才色兼備の今井美樹
女性アーティストとして長い間大人気の今井美樹ですが子供の頃は運動神経が良かったみたいです。中学時代はバスケットボール部に在籍していましたが、高校入学と同時に陸上部に入部します。
高校時代、1981年に横浜で行われたインターハイには100mハードルとリレーのメンバーとして2つの競技に出場するほどでした。陸上競技をする傍ら音楽活動も続けていたというから凄いです。モデル・歌手・女優とマルチに活躍する今井美樹は運動神経も良かったのです。
要潤が俳優になったきっかけはハードル!
高校時代に陸上部で400mハードルを行っていて、全国大会にも出場しているほどの実力者です。しかし、高校時代最後の大会でミスをしてしまい転倒し、負けてしまいました。
かなり落ち込んでしまった要潤は「人生が終わった」と思ってしまったらしいです。高校卒業後に何も目標がなくなりアルバイトをして生活をしていましたが、ある日テレビのADに声をかけられたことがきっかけで俳優になりました。
転倒していなければ俳優ではなく陸上の選手だったかもしれません。
1位を取るという思想を受け継いだ吉松育美
作家・女優として活躍している吉松育美もハードルをやっていました。吉松育美の父親は400mハードルで日本一になったこともあり、サラブレッドとも言えるでしょう。
高校時代には佐賀県の大会で100mハードルで優勝したという経歴も持っています。父親の口癖は「1位になれ」というものでした。
その後のミスコンで3位になりますが「3位ではだめだ」と思いトレーニングを開始し、グランプリを取ります。ハードルをやっていた時の精神力が現在の吉松育美を美しく育てているのです。
ハードルの見どころとその知られざる魅力
ハードルの魅力と見どころをご紹介します。
選手たちが常に神経を集中している部分
ハードル競技を正面から見た場合、選手たちの頭の高さが走っている時もハードルを跳びこえている時も一定であるということがわかります。ハードル競技はいかに無駄なくハードルを跳び超えるかという部分が最大の見どころ!
少しでも高く跳んでしまうとタイムが下がりますし、少しでも低いとハードぶつかってしまいこちらもタイムを落とす原因になってしまいます。トップアスリートになるとハードルと体の位置を数ミリ程度のレベルでコントロールしているんですよ♡ハードル競技の魅力はこの数ミリの勝負なのです。
足が速いだけではハードルで勝ちきれない
当然のことですが、足が速ければタイムは早くなります。しかし、ハードル競技では足が速いだけでは勝つことが出来ないのです。
ハードルを跳び超えるときの高さとバランスの調整も大事!バランスを崩してしまうと、着地した時に体がブレてしまい速く走ることが出来なくなってしまうのです。
ハードルの間を何歩で走るかということも重要な要素であり見どころでもあります。より速く走り切るためには、複合的な身体的能力が必要になるのです。ハードル競技の魅力は単に足が速いだけの選手が勝利するという訳ではないというところにあります。
恐怖を超えたところに楽しさがある!
ハードル競技はミリ単位でジャンプの高さを調整する競技です。1ミリでも低く跳んでしまうとハードルに引っかかり転倒してしまうことも。
最悪の場合は怪我を負ってしまう場合もあります。選手たちは練習の時からこの恐怖との戦いを強いられています。ハードルを跳ぶ高さの調整は観客にとって見どころではありますが、選手にとっては恐怖でもあるのです。
しかし、選手たちはこの恐怖と戦い最高のタイムを出そうとします。ハードルに引っかかってしまい転倒してしまっても、それは恐怖との戦いの結果なのです。そのことを知っている選手同士だからこそ試合後はお互いを称えあうことが出来るのも魅力♡ハードルの魅力は恐怖との戦いなのです。
観戦時に注目の有名&イケメンの安部孝駿
注目度が高いハードルのイケメン選手をご紹介します。
恵まれた体格と繊細な技術を武器にする天才
日本人離れした世界規格の長身であり、足も長く大きなストライドで走ることが可能な安部孝駿は高校時代からハードル競技に目覚め数々の大会で日本最高記録を塗り替えていくという実力・人気共に日本ナンバーワンの有名なハードル選手です。
長身であることに加えて長髪でもあり、ルックスに関しても日本人離れしているイケメンなのでハードル競技をあまり知らない女性からもかっこいいと評判ですよ。
髪をたなびかせながら走る姿はまるで野人
安部孝駿の身長は192cm、体重は約80kgという世界規格の体格をしていて、他の日本人選手と比べると頭一つ分の違いがあります。長く伸ばした髪はハードルを跳び超える瞬間に大きくたなびきます。
安部孝駿を初めて見た外国の子供たちがその姿を見て一瞬でファンになってしまったという逸話があります。野性味のある姿が子供たちだけではなく、多くのファンを惹き付けるポイントなのです。
実力もあるからこそ出てくる魅力と言ってよいでしょう。
400mハードルは最も難しい陸上競技の一つ
陸上競技の中でも400mハードルは非常に難しい競技とされています。なぜなら、スピード・筋力・持久力はもちろん持ち合わせておかなければならないスキルですが、これに加えてハードルを跳びこえるジャンプ力やバランス感覚も必要とされるからです。
様々な能力が必要とされるこの競技には生まれ持った体格のほかに集中力や精神力などメンタル面も強靭でなければなりません。安部孝駿はこれらすべての能力を兼ね備えている日本人選手なのです。
日本陸上選手権大会のチケットと座席
日本陸上選手権大会のチケットの取り方についてご紹介します。
日本陸上選手権大会が開催されるシーズン
日本陸上選手権大会は日本国内においては最高水準の大会であり、出場するためには地方の予選を勝ち抜いてこなければなりません。
この大会は毎年6月の初旬に3日間開催されます。また、この大会で成績上位に入れば日本代表として世界大会に出場する権利を得ることにもなります。
大会が行われている競技場ではハードル競技以外の陸上競技も、全てこの3日間で行われるため、同時刻に複数の競技が行われることもあります。
日本陸上競技が開催される主な場所
日本陸上選手権大会の開催される場所はヤンマースタジアム長居が多いですが、開催年によっては競技場が変わる時もあります。ヤンマースタジアム長居の観客収容人数は5万人弱あり、数多くの陸上以外のスポーツ世界大会も開催されており、充実した施設が整っています。
日本陸上選手権大会は年に一度の大きな大会であり集客数も多いため、こういった大きなスタジアムで開催する必要があります。
日本陸上選手権大会のチケットの予約方法
日本陸上選手権大会のチケット料金は年齢・座席によって異なります。観戦用のチケットは当日スタジアムの販売所で購入できます。
料金は子供A席の500円から一般S席の4,000円までとなります。ハンディキャップがあり、車いすで観戦する人のための座席もあります。こちらに関しては車いす席・介添席として1,500円から4,000円になります。
その他の購入方法はありませんので直接スタジアムに向かいましょう。
日本陸上競技連盟公式サイトはこちら
何が起こるかわからない!だからこそ面白い
ハードル競技は様々な身体的スキルを総動員させて行う難しい競技です。選手たちは1ミリ単位で勝負をしていて、少しでもミスをすると転倒してしまうこともあります。ハードルがあるからこそ何が起こるかわからず、観観戦者は最後まで見逃せません。
世界的にも有名な芸能人もハードル競技を通して自分を磨いた人もいます。ミスをしてしまう恐怖と戦い、最高のタイムを目指す選手たちは非常に誇り高く互いに尊敬し合ってもいます。
スリルと跳躍時の美しさなどハードル競技は見どころ満載です。テレビで観るよりも競技場に行って生で見ればもっと楽しめます。是非、競技場で観戦してみましょう。
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