麻雀は近年ギャンブルの側面ではなくマインドスポーツとしての魅力が注目されていて、女性の愛好家も増えています。そこで、麻雀に興味を持った女子に初心者にも分かりやすく魅力やルール、歴史、またファッションなどを紹介したいと思います。

もくじ

  • 麻雀のルールって?発祥やその歴史は?
  • 麻雀愛好家の芸能人
  • 麻雀は魅力的で見どころ満載なゲーム!
  • 麻雀を子どもの習い事にしたほうがいい理由
  • 麻雀が体験できる教室と場所の紹介
  • 麻雀は気軽に始めることが出来るゲーム

麻雀のルールって?発祥やその歴史は?

麻雀のルールや歴史をご紹介します。

麻雀ってどんなゲーム?

麻雀は34種類136枚の麻雀牌を引いて組み合わせて「役」を作り得点を重ねていくゲームです。ゲーム終了時に得点が高い人が勝ちになります。
最初に配られる牌、引く牌は自分で決めることが出来ないので運の要素が強い部分もありますが、相手の牌の組み合わせを予想したり、自分の作りたい役の牌を誰が持っているかを予想したり、心理戦の側面もあります。
ギャンプルの印象が強いかもしれませんが、最近では競技麻雀も普及しています。

奥が深い麻雀のルール

麻雀は4人で行うボードゲームです。プレイヤーそれぞれに最初に点数が与えられていてそれをプレイヤーどうしてやり取りをします。
34種類136枚の麻雀牌を引いて、14枚の牌を組み合わせて「役」を作り他のプレイヤーと得点のやり取りをします。最終的に得点の高い人が勝ちとなります。役の種類は様々で作る難易度によって得点は大きく変わってきます。
簡単な役から難しい役、役を複数作ることで更に高得点を目指すなど戦略性の高いゲームです。

麻雀は中国発祥の歴史あるゲーム

麻雀の発祥の国は中国です。その歴史は古く、清朝時代にまでさかのぼります。陳魚門という高官が明の時代からあるカードゲーム「馬吊」と「骨牌」を組み合わせて作ったという説が有力です。
1919年、アバクロンビー&フィッチ社によって麻雀牌がアメリカに輸出されるとアメリカ式にルールも変わり、アメリカ国内に広く普及します。日本には1909年に夏目漱石のエッセイの中で紹介されました。現在、日本で普及している麻雀のルールはアメリカ式ルールがアレンジされたものです。

麻雀愛好家の芸能人

麻雀愛好家の芸能人をご紹介します。

芸能界最強!萩原聖人さん

ドラマや映画で活躍している萩原聖人さんは俳優でありながら実は日本プロ麻雀連盟に所属するプロ雀士でもあります。芸能人が参加する麻雀のTV番組で圧倒的な強さで勝ったり、プロが参加する大会で並み居る強豪を押しのけて優勝したりするなどその実力は芸能界最強とも言われています。
2018年には麻雀のプロリーグ・Mリーグに参加するにあたってプロとして登録しました。Team雷電の所属選手として奮闘しています。

元non-noモデルは女流雀士!岡田紗佳さん

元non-noモデルの岡田紗佳さんは子供の頃から家族で麻雀を楽しんでいたそうです。お父様が日本人、お母様が中国人のハーフで幼少期は中国で生活をしていたので麻雀を楽しむ環境が身近にありました。
モデルや芸能活動の傍ら、2017年には日本プロ麻雀連盟の試験に合格してプロ雀士になりました。テレビ番組の麻雀大会では「九蓮宝燈(ちゅうれんぽうとう)」という滅多に出ることがない役満でアガったことでも話題になりました。

麻雀愛に溢れている児嶋一哉さん

テレビ番組ではいじられキャラとしてお馴染みのアンジャッシュの児嶋一哉さんも実は日本プロ麻雀協会のプロ雀士の資格を持っています。
自身で麻雀のサイトを運営したり、オンラインサロンを開設したりするなど麻雀の普及にも人一倍熱心に取り組まれています。人気麻雀番組の「THEわれめDEポン」では、これまでに13回出場して、うち6回の優勝を果たすなど高い実力を見せつけています。

麻雀は魅力的で見どころ満載なゲーム!

麻雀の魅力や見どころをご紹介します。

誰にでも勝つチャンスがある

麻雀の魅力の一つは、運が左右する側面があることから競技歴の浅い人でも競技歴の長い人に勝つチャンスがあるというところです。勿論初心者がずっと勝ち続けられるものではありませんが、短期決戦なら勝てる可能背も高くなります。
将棋や囲碁のような完全に実力差が現れてしまうゲームでは相手が手加減をしない限りそのようなことはまず起こりません。ゲームの特性から自分がアガリ牌を他のプレイヤーよりも早く引いてしまえば上がることが出来ます。
テレビ番組の企画でもアマチュアの芸能人がプロ雀士に勝ってしまうこともあるので、中継を見るときはそうった点も見どころの一つとして注目して観てください。

高得点でアガった時の爽快感!

麻雀の「役」は低い得点のものから高い得点のものまで様々です。「最初に配られた自分の牌をどのように組み立てるか」、「他の3人がどんな役を作ろうとしているのか」、「ハイヤマ(プレイヤーの前に積まれた牌のこと)には自分のアガリ牌が何枚あるか」など様々なことを頭をフル回転して考えます。
簡単に作ることが出来る「役」であれば得点も低いですが、作ることが難しい「役」ほど得点も高いのです。高得点の「役」を作ることは決して容易なことではありません。
その分、相手との駆け引きに勝ち、自分がツモ(アガリ牌を引き当てること)した時の爽快感は麻雀の魅力の一つと言えます。プロの対局中継などで役ができる過程も見どころです。

最後まで勝敗が分からない緊張感

麻雀は対局終了時に得点が一番高い人が勝ちとなるゲームです。最終局まで最下位だった人も、最後に大きな役や複数の役を組み合わせてアガることができればトップを抜き去り大逆転で勝つことだって出来るのです。
つまり、最終局までトップだった人も最悪の場合、最下位に転落しかねないということです。昨年開幕した麻雀のプロリーグ・Mリーグの対局中継でも終盤の猛烈な追い上げや一発逆転の展開を何度も見ることができました。
このような緊張感ある試合展開も麻雀の魅力であり、見どころでもあると言えます。

麻雀を子どもの習い事にしたほうがいい理由

麻雀を通して学べることをご紹介します。

集中力が身につく

麻雀の対戦中、自分の牌や相手が捨てた牌から様々な情報を頭の中で整理する必要があるので必然的に集中しなければならない状況になります。その時、脳の前頭前野という部分が活性化します。
前頭前野は集中力や短期記憶に使われる部分で、この部分が鍛えられることで集中力が養われて、子供の発育に役立つと言われています。集中力が身につけば、勉強やスポーツなど様々な面で役に立ちます。

状況判断能力が身につく

麻雀は最初に配られる牌はバラバラです。自分に有利な状況でゲームが開始されるとも限りません。相手が最初から有利で自分が不利な場合も考えられるのです。
そのような状況でも、「自分がどうやったら勝てるか」、「相手をアガらせないようにするにはどうすればよいか」、といったことをその時の状況に応じて考え決断を迫られます。
ゲームの中で状況判断能力が養われれば、日常生活で決断が迫られる場面に遭遇しても周囲の状況から適切な判断が導き出せるようになります。

人付き合いがうまくなる

麻雀はルールを覚えれば世代を問わず誰とでも楽しむことが出来ます。同世代だけではなく大人とも対等に楽しめるのが麻雀の魅力でもあります。
子供の頃から様々な世代の人と交流を持つことは多様な価値観に触れ子供の成長にもプラスになりますし、大人と接することで言葉遣いを学んだり、礼儀を身につけたりすることが出来ます。
対局を通じて相手の距離感を掴むことで自然とコミュニケーション能力も身についていきます。

麻雀が体験できる教室と場所の紹介

麻雀が体験できる教室や場所をご紹介します。

ニューロン麻雀スクール

■施設名 ニューロン麻雀スクール大井町校
・住所140-0014 東京都品川区大井1-3-6 イトーヨーカドー大井町店6F
詳細はこちら

・施設紹介
1997年に健全な麻雀を普及させることを目的として設立された非営利団体「ニューロン」が運営する麻雀教室です。子供から、女性、老人まで幅広い世代の人が麻雀を楽しむことができます。イトーヨーカドー大井町店6Fにあります。

麻雀オクタゴン おとなの麻雀スクール

■施設名 麻雀オクタゴン おとなの麻雀スクール
・住所〒150-0041渋谷区神南1-20-16高山ランドビル5階A号室
詳細はこちら

・施設紹介
渋谷神南郵便局近くにある雀荘、麻雀オクタゴンではおとなの麻雀スクールが開講されていて、ビギナーから上級者までそれぞれのレベルに応じた教室や講座が用意されています。ビギナー限定の大会も開催されているので、これから麻雀を始めたい人にはおすすめです。こちらの雀荘は禁煙です。

麻雀クラブ柳

■施設名 麻雀クラブ柳
・住所〒104-0061中央区銀座1-14-11銀松ビル2F
詳細はこちら

・施設紹介
ダイワロイネットホテル銀座のすぐ近くにある「麻雀グラブ柳」は女性専用の麻雀サロンです。女性のみの麻雀教室も開催されているので、雀荘に入りにくいと感じている女性でも安心して入店することが出来ます。銀座以外にも複数の支店があります。

麻雀は気軽に始めることが出来るゲーム

麻雀といえばかつてはギャンブルやタバコ、お酒といったマイナスなイメージが強かったかもしれません。しかし、ギャンブルとしての麻雀よりも思考をフルに使うマインドスポーツとしての面白さが脚光を浴びています。
また、麻雀というゲームの特性から集中力や観察力を養えるということから子供の習い事として注目されたり、Mリーグが発足、開幕して競技麻雀を見る機会も増えたりもしました。
女性や子供が麻雀をしやすい環境も整ってきているので、初心者教室に通ってみたり、スマートフォンのアプリなどのゲームで遊んでみたりして楽しんでみてはいかがでしょうか。

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