
もくじ
- 華麗な足技!セパタクローの歴史・ルール
- 芸能人も参戦!セパタクローの著名人!
- 激しい攻防!セパタクローの魅力・見どころ
- 全日本セパタクロー選手権の座席・チケット
- 日本各地にあるセパタクローを観られる施設
- アクロバティックなプレーを生で見よう!
華麗な足技!セパタクローの歴史・ルール
セパタクローの歴史やルールについてご紹介します。
サッカー×バレー!セパタクローとは?
セパタクローとは、ネットをはさんで足や太もも、頭などを使ってボールを相手のコートへ返し合うバレーボールのような競技です。
サッカーのようにリフリティングをしながら、バレーボールのようにスパイクを打つという新感覚のスポーツとして認知されています。東南アジアを中心に人気の高いスポーツで、特にタイやマレーシアなどが強豪国として名を馳せています。
ボールが特徴的!セパタクローのルールとは
セパタクローはバレーボールと同じように、3回以内のタッチで相手のコートへボールを返す必要があります。この時、相手側はブロックをすることが可能で、足を思い切り上に蹴り上げてブロックをする形になります。
コートもバレーボールに比べると少し狭いので、より正確にスパイク、サーブを打つ必要があります。また、使用するボールはバレーボールと異なり、12の穴と20の交点を持つように編み込まれたボールを使用し、サイズは男女で異なります。
東南アジアが起源!セパタクローの歴史
セパタクローの発祥は諸説ありますが、9世紀ごろの東南アジア諸国の各地で伝えられてきたと言われています。
競技としての歴史は意外に浅く、1965年にアジアセパタクロー連盟が設立されたことをきっかけに、大会で使用できる統一ルールが作られました。
1988年には国際セパタクロー連盟が設立され、ヨーロッパやアメリカなどでもセパタクローが認知されるようになっていきました。
芸能人も参戦!セパタクローの著名人!
パタクローを経験したことがある芸能人をご紹介します。
プロリーグの選手!寺本進さん
寺本進さんは広島県出身のセパタクロー選手です。大学2年で日本代表に選ばれ、すぐに日本のエースとして注目を集めた選手でもあります。
当時の日本代表は世界でも最下位を争うほどの実力でしたが、寺本選手の活躍もあって、アジア大会では銅メダルを獲得するなど急成長を遂げました。
その後寺本さんは単身タイに渡り、世界でもトップレベルのプロリーグで4ヶ月間選手として所属していました。
サッカーからの転身!高野征也さん
高野征也さんは広島県出身のセパタクロー選手で、現役日本代表のエースとして最前線で戦っている方でもあります。
高校時代はサッカー選手として活躍されていましたが、セパタクロー選手の講演を聴いてセパタクローに興味を持ったことがセパタクローを始めるきっかけとなりました。
セパタクローに転向後はめきめきと実力をつけて、半年後には日本代表に選ばれるほどの実力選手として名をはせるようになりました。
異業種からの参戦!浅尾美和さん
浅尾美和さんは、三重県出身の元ビーチバレー選手です。美しい美貌を持っていることから「ビーチの妖精」とも言われ、現役時代は有名選手としてテレビにも出演していました。
そんな浅尾美和さんですが、テレビの企画でセパタクローに挑戦したことがあります。ビーチバレーとセパタクローという違う競技同士で様々な勝負を行うという番組で、難しさにてこずりながらも必死にボールに食らいついていました。
激しい攻防!セパタクローの魅力・見どころ
セパタクローの魅力や見どころをご紹介します。
ネット際の競り合いが激しい!
セパタクローでは、ネット際で足を出しながらブロックする瞬間は非常に迫力があり見どころのひとつでもあります。アタックを行う側は、ブロックをいかにかいくぐるかが勝負の大きな境目となるため、様々なパターンを使い分けながらアタックをしていきます。
ネット際の競り合いが激しいスポーツは見ていて迫力があるため、セパタクローの魅力であると言えるでしょう。また、ブロックが決まっても周りの選手がカバーして助け合いながらボールを追いかける姿も非常にかっこよく、魅力のひとつでもあります。
アクロバティックな技が見られる!
セパタクローでは、バレーボールで言われるアタックをオーバーヘッドキックで行うことが魅力でもあります。
オーバーヘッドキックはサッカーでもなかなか見ることができない高度な技ですが、セパタクローでは何度もオーバーヘッドキックでボールをアタックする瞬間を目にすることが出来ます。
頭と同じくらいの高さまで一気にジャンプし、1回転しながらボールを蹴り、そのまま彼に着地するアクロバティックな姿がセパタクローの最大の見どころでもあります。また、オーバーヘッドキック以外にも、リフティングでうまくレシーブするなど高度なテクニックを持つ選手も多いスポーツです。
個人とチームの融合体!
華麗な個人技を繰り出すことで、観客を魅了することができるセパタクローですが、個人プレーばかりに走っていると勝つことが出来ません。1チーム3人で行われるスポーツであるため、チームプレーが最も重要な戦略のカギとなります。
仲間同士の信頼やコミュニケーションで苦しい時間帯をカバーしていく姿はとても魅力的であり、見どころでもあります。
また、アタックをする際も3人が息を合わせたパスをつなぐことで、華麗でアクロバティックな技が生み出されます。個人技だけでなく、チームプレーも求められるのがセパタクローの面白いところです。
全日本セパタクロー選手権の座席・チケット
全日本セパタクロー選手権についてご紹介します。
全日本セパタクロー選手権とは?
全日本セパタクロー選手権大会は、日本セパタクロー協会が主催するセパタクローの大会で、日本各地から強豪チームが集まり頂点を決める大会です。
毎年12月下旬に行われる大会で、2019年度の大会は30回目の記念すべき大会でもあります。
2日間にわたって行われ、初日は各グループに分かれての予選、2日目に予選の続きと決勝トーナメントを行う日程となっています。
全日本セパタクロー選手権の会場は?
全日本セパタクロー選手権の会場は、毎年駒沢オリンピック公園総合運動場内の駒沢屋内球技場で行われています。東急田園都市線「駒澤大学前」から徒歩15分の位置にあり、陸上競技場やテニスコートなど、様々なスポーツを行うことが出来る総合運動場となっています。
その中でも、全日本セパタクロー選手権が行われるのは、屋内球技場で1度に3面のコートを使うことが出来る大きな施設です。
大会を観るための座席・チケットは?
全日本セパタクロー選手権を生で見たいけど、座席やチケットに関して分からないという方が多いでしょう。全日本セパタクロー選手権では、チケットを購入する必要はなく、無料で会場に入ることが可能です。
また、座席は2階席が用意されており、座席数もかなり多いので、人が多すぎて座れないということにはなりにくいでしょう。初心者の方でも安心してゆっくりと観戦することが出来ます。
日本各地にあるセパタクローを観られる施設
セパタクローを観戦できる施設をご紹介します。
国立オリンピック記念青少年総合センター
国立オリンピック記念青少年総合センター
〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1
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繁華街・新宿から少し離れた場所にあり、閑静な森林が広がる立地が特徴的な施設です。セパタクローの大会も多く開催されており、有名選手や外国のセパタクロー選手も訪れることがある場所です。交通アクセスが少し悪いので、タクシーを使って行くことをおすすめします。
北海きたえーる
北海きたえーる
〒062-0905 北海道札幌市豊平区豊平5条11丁目1-1
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北海道では大規模な体育館として人気が高く、プロバスケチームの本拠地としても使用されている施設です。正式名称は、北海道立総合体育センターと言い、スポーツのみならず研修目的や、会議目的など地域に根差した運動施設として札幌で良く使われている施設となっています。
エスフォルタアリーナ八王子
エスフォルタアリーナ八王子
〒193-0941 東京都八王子市狭間町1453-1
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正式名称は八王子市総合体育館と言い、企業に命名権を売却したことによってこの名が付けられました。セパタクローはもちろん、バトミントンなどの屋内スポーツの大会がよく開催される場所でもあります。京王電鉄「狭間駅」から徒歩数分と言う好立地であることも特徴です。
アクロバティックなプレーを生で見よう!
セパタクローはバレーボールと似たような競技ではありますが、ダイナミックに足を上に突き上げ蹴るアクロバティックな選手たちのプレーを見ることが出来ます。また、華麗な技と同時に白熱した試合展開を観ることもでき、スポーツが好きな方なら興奮すること間違いなしの競技となっています。
日本ではセパタクローはメジャーな競技になりつつあり、世界大会も日本で行われることがあります。セパタクローの華麗な技を見てみたい、白熱したネット際での攻防を観たいという方はぜひ生で観戦してみてください。
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