スノーボードやスキーに行きたいけれど、子どもが小さいから色々と大変そうだし…。子どもも連れて家族ですべりたいけれど、教える自信はないし…。そんな子育て世代の皆さんのお悩みも、お子さんをキッズスクールに預ければ一気に解消!今人気のキッズスクールをご紹介します。

もくじ

  • どこのスキー場に行けばキッズスクールがあるの?
  • 子どもが3歳になったらスキーデビューしよう
  • 0歳〜2歳は託児所にあずけよう
  • スキーデビューはこのリゾートがオススメ!
  • 経営者に聞く、キッズスクールはココが違う!
  • 楽しくレッスンするために欠かせないパンダルマンの存在
  • すべらない斜面で子どもたちの不安を取り除く
  • 恐怖を笑顔に変えるマジック
  • 都内で手軽に本格スキー体験!?
  • 午前中はキッズスキースクール 午後はいっしょにスキー
  • お問い合せ

どこのスキー場に行けばキッズスクールがあるの?

まず、スキー場選びが肝心です。子どもが安全にすべれるようなキッズ専用ゲレンデや、キッズ向けの斜面があるリゾートを選びましょう。ルスツスキー場(新潟)、ダイナランドスキー場(岐阜)などはゲレンデが広く、初心者から上級者まで楽しめるコースが豊富にあるのでデビューにはもってこいです。

いずれもレンタルスキーやレンタルウェアを借りられるので、早めに準備をし、1時間前にはスクールの受付をしましょう。

実は、としまえん(東京)にもパンダルマンキッズスクールがあります。東京都内でスキー体験ができるので、冬にスキー場に行く前のお試し体験ができ、人気を集めています。

子どもが3歳になったらスキーデビューしよう

多くのキッズスキースクールでは、3歳以上を対象にレッスンを行なっています。

2歳ではまだゲレンデの斜面に対して恐怖心があり、またレンタルスキーブーツのサイズもそろっていません。3歳になればコーチの言うことも理解でき、親と離れてのレッスンも大丈夫になります。

0歳〜2歳は託児所にあずけよう

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それでは3歳未満の子どもはどうしたらいいのでしょうか。

小さいお子さんはセパレートされたキッズスペースで雪遊びや雪だるま作りを楽しむか、託児所にあずけましょう。

全国各地のリゾートには、託児所やキッズ専用の遊び場が室内外に設置されています。託児所にあずけて、その間にパパやママはフリータイムを楽しみましょう。交代で子どもの面倒を見るのもいいですね。

託児所は、星野リゾートアルツ磐梯(福島)、苗場スキー場(新潟)などのリゾートに常設されています。苗場スキー場では、保育士の有資格者が対応してくれる託児所がありますので、事前にウェブサイトでチェックすると良いでしょう。

スキーデビューはこのリゾートがオススメ!

雪を怖がらない3歳以上の子どもはキッズスクールにあずければ、スキーの上達と託児の一石二鳥です。全国のキッズスクールのおすすめはこちらです。

スキー

・キロロスノーワールド(北海道)
https://www.kiroro.co.jp/ja/

・安比高原(岩手)
https://www.appi.co.jp/

・軽井沢プリンスホテルスキー場(長野)
http://www2.princehotels.co.jp/ski/karuizawa/

・神立高原スキー場(新潟)
http://www.kandatsu.com/

・スキージャム勝山(福井)
http://www.skijam.jp/green/index.php

・芸北国際スキー場(広島)
http://geihokukokusai.jp/

スノーボード

・サホロリゾートスキー場(北海道)
http://www.sahoro.co.jp/winter/w_ski

・蔵王温泉スキー場(山形)
http://www.zao-ski.or.jp/

・ノルン水上スキー場(群馬)
http://www.norn.co.jp/

・岩原スキー場(新潟)
http://www.iwa-ppara.com/

・ダイナランド(岐阜)
http://www.dynaland.co.jp/

・びわ湖バレイスキー場(滋賀)
http://www.biwako-valley.com/

経営者に聞く、キッズスクールはココが違う!

日本全国と海外で10か所、11施設のキッズスクールを運営する株式会社パンダルマンの白川尊則(しらかわたかみつ)取締役副社長に新しいスタイルのキッズスキースクールについての質問をぶつけてみました。

楽しくレッスンするために欠かせないパンダルマンの存在

筆者

パンダルマンキッズスクールではパンダがスキーを教えてくれるのですか。

白川社長

レッスンのはじめに、楽しく音楽に合わせて準備運動をします。そのときにパンダルマンがみんなといっしょに運動してくれます。スキーをすべるときに必要な動きを取り入れたオリジナルの体操です。

すべらない斜面で子どもたちの不安を取り除く

筆者

雪がないところでレッスンするそうですが、どんなレッスンですか。

白川社長

これは、特許取得のキッズスキーレッスンの新しい仕組みです。斜面上に摩擦の異なるプラスティックブラシを設置して、あえてすべらなくしています。このブラシは雪より摩擦が大きくなるため、雪と比較した場合はすべりませんが、傾斜が緩くても止まることなくすべるように開発しています。

いきなり雪の上や斜面に立つことは、こどもたちにとって「こわい・危ない・難しい」といった、不安要素を生みます。これまでに体験をしたことがない上に、コントロールする方法がわからないからです。

スキーでは、同じ斜面上を落下するすべり台とは異なり、斜面で立つということが求められ、自分でバランスを保てる位置や姿勢を学習していきます。バランスをとれなければ転倒となり、立てても後傾となり、学習したい斜面に垂直な姿勢(前後左右上下に動ける状態)をつくることが難しいのです。

すべらない素材であれば、斜面に立った際の摩擦力とその慣性力から、斜面に垂直または前傾していく姿勢を自然に学習できます。これにより、雪の上の速度では難しかった運動を遊びのなかでみるみるうちに覚えていくことができます。


筆者

なるほど、でもブラシでできたけど雪の上に行ってすべれないなんてことはないのですか。

白川社長

パンダルマンキッズスクールのマジックレッスンのブラシの上でしている運動は、摩擦による抵抗の違いがあるだけで、雪の上でも基本は同じです。ブラシの上や人工芝、ゴムマットの上ですべるため、姿勢や運動を学習しやすいのです。

1時間のブラシ上でのレッスンを終えた後は、スキー場でのレッスンの場合は必ず雪の専用斜面でもレッスンを続けます。ブラシの上で覚えた感覚をそのまま雪の上で実践できるのです。

恐怖を笑顔に変えるマジック

筆者

では、怖がる子どもにはどのように対処しますか。無理にやらせる訳にはいかないと思うのですが。

白川社長

怖がる子どもも、実際に斜面に立ってみて、勝手に自分がコントロールできないようなスピードではスキーがすべらないことをわかってもらいます。それがわかると自然と恐怖心が消え、笑顔に変わってきます。これはマジックレッスンの仕組みの強みです。

私がインストラクターをしていたときには、親に無理やりあずけられた子どもが多く、スキーへの興味も集中力もなく、レッスンに苦労した覚えがあります。恐怖心を取り除き、楽しく遊びながらレッスンすることでスキーへの興味を深くするのですね。

筆者

飽きっぽいこどもなのですが、大丈夫でしょうか。

白川社長

飽きっぽくても大丈夫です。パンダルマンキッズスクールの先生は幼児体育指導に関する教育を受け、わたし自身も日本幼児体育学会の幼児体育指導員を保持し、子どもたちに運動を指導する上での専門的な学びと実践があります。専用のマットゲレンデや雪上ゲレンデ、専用の音楽、そしてコース上にはたくさんのオリジナル教材を設置し、遊びの中でスキーを覚えていきます。

都内で手軽に本格スキー体験!?

筆者

ところで、東京でもできるって本当ですか。

白川社長

はい、東京の遊園地としまえん内に「としまえんパンダルマンキッズスクール」があります。日本一早くオープンするキッズスキースクールで、今年は10月21日(土)にオープンします。

ここでは雪上を体験できませんが、マットゲレンデのなかで山にいかなくても街中でスキー体験やレッスンを受講することができます。これから山に連れていきたいけど、心配だわという親御さんにも気軽に来場いただけます。

筆者

お下がりのスキー板がある家庭もありますが、持ち込みのスキー板でもできるのですか。

白川社長

パンダルマンキッズスクールのオリジナルのスキー板を使用します。これはレッスン料金の中に含まれていますのでご安心ください。

子どもでも簡単にコントロールしやすく開発したスキー板であり、子どもたちがより早くスキーを上達していく手助けをしてくれます。レッスン内では必ずこの教材をご使用いただきます。レンタルブーツのサイズは15cmから22cmをそろえています。

筆者

子どものレッスンの様子が気になるという親御さんもいらっしゃると思うのですが、ビデオや写真を撮ってもいいでしょうか。

白川社長

ビデオや写真の撮影は大丈夫です。ぜひ、お子様の成長をたくさん記録に残してあげてください。

午前中はキッズスキースクール 午後はいっしょにスキー

白川副社長のインタビューを終えて感じたのは、キッズスキーでの安全と安心を第一に考えて組まれているということです。怖がる子どもを無理にやらせるのではなく、いっしょに楽しむ道具がたくさんあるというのも魅力的ですね。

キッズスクールを託児所代わりにして子どもを預け、パパとママは自由にすべって満喫し、ランチは子どもといっしょに食べるのがおすすめのプランです。午後はすべれるようになった子どもと一緒にゲレンデを楽しみましょう。

子どもをすべりに連れて行く上での注意点が一つあります。レンタルがあるとはいえ、ヘルメットやグローブ、靴下、ネックウォーマーなどはあらかじめ揃えて行きましょう。小物のレンタルがなかったり、買ったほうが安くすむケースが多いようです。そして、ポケットにはハンカチとティッシュも入れておきましょう。

さあ、準備はいいですか?今年はお子さんと冬を120%満喫しちゃいましょう!

お問い合せ

パンダルマンキッズスクール としまえん校・軽井沢校・苗場校・夕張校
http://www.pandaruman.com/

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ライター

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渡部ルミ
元JSBA公認プロスノーボーダー。スポーツ専門誌での執筆やライディングモデルなども行う。
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