
もくじ
- スラックラインの歴史や基本的なルール
- スラックラインをしていた芸能人
- スラックラインの魅力や見どころはここだ
- スラックラインは健康効果も高い
- スラックラインを体験することができる場所や施設
- 老若男女問わず楽しめるスラックラインを体験しよう
スラックラインの歴史や基本的なルール
スラックラインの歴史や基本的なルールをご紹介します。
スラックラインの基本は綱渡り!?
スラックラインとは、木と木の間や専門の器具間に幅5cm弱ほどの細いベルトを大人の膝下程度の高さで張り、そのベルトの上を歩いたりトリックをしたりする遊びやスポーツのことを指します。
ラインの長さやラインを張る場所などによって、ロングラインやウォーターラインなど様々な種類がありますが、基本的には綱渡りを進化させたものと言われています。
スラックラインのルールってあるの?
スラックラインの遊び方としては、ラインの上を歩く綱渡りをする動作が基本です。上達すると、ラインの上に座ったりジャンプしたりすることも可能です。競技としてのスラックラインでは、トリックというものがあります。
トリックは、ライン上で回転したりアクロバティックな技を披露するというものです。スラックラインは屋内でも屋外でも行えますが、樹木にラインを張る時には養生を忘れないようにしましょう。
直接ラインを張ると樹木にダメージを与えてしまうので注意が必要です。
スラックラインの歴史は?いつ生まれたの?
スラックラインの歴史はまだ浅く、1960年代アメリカのヨセミテのチェーン歩きが発祥とされています。ヨセミテに長期滞在していたクライマーが暇つぶしとしてロープやクライミングギアを使用した綱渡りをしていたことが始まりです。
1980年代にはクライマーがバランストレーニングのために行うなどで普及しました。2000年代にはヨーロッパで人気が高まり、幅広の初心者でも楽しめるラインやキットが販売され、日本でも普及が進みました。
スラックラインをしていた芸能人
スラックラインをしていた芸能人をご紹介します。
さまぁ~ずが番組内でチャレンジ
お笑いコンビの「さまぁ~ず」が街ブラをする番組で、赤羽周辺を特集した時にスラックラインに挑戦していました。赤羽の商店街の中にスラックラインをいつでもどこでも遊べるようにしたスラックレールを製造販売しているところがあり、そこでチャレンジしたのです。
さまぁ~ずの2人だけではなく、アナウンサーや制作のスタッフの方もみんな一緒になって楽しんでいる姿が放送されていました。
有吉弘行らが東京タワーでスラックラインに挑戦
人気お笑い芸人の「有吉弘行」が隔週で放送しているお散歩番組で、東京タワーを訪れる回がありました。放送当時の東京タワーのフットタウン内にはスラックラインを体験できる施設があり、東京タワー内を散歩する中でその施設に立ち寄りスラックラインを行いました。
有吉弘行だけではなく、アシスタントのフジテレビアナウンサー生野陽子、ゲストだった眞鍋かをりなども体験し楽しんでいました。
戸田恵子がラジオ番組にプロライダーをゲストに迎えスラックライン体験
女優業や声優、ナレーションなど幅広い活躍をしている「戸田恵子」が、自身の冠ラジオ番組にてスラックラインプロライダーの加藤木ゆかをゲストに迎えました。
番組内ではスラックラインやプロライダーについての話をしていましたが、番組収録後に加藤木ゆかが持ち込んだスラックライン器具を用いてスラックラインの体験をしています。
スタッフも交えてスラックラインを楽しんだことが報告されています。
スラックラインの魅力や見どころはここだ
スラックラインの魅力や見どころをご紹介します。
バウンス系トリックの派手さ
競技としてのスラックラインの見どころは、トリックの派手さにあるでしょう。ワールドカップなども開催されているトリックスラックラインでは、様々なトリックが行われますが特に魅力的なのがバウンス系のトリックです。
ラインの弾性を利用して跳ねながらのトリックになるので、高さが出たりきちんとベルトの上で着地出来るかどうかなど様々な視点から楽しむことができます。スラックラインの競技としての歴史はまだまだ浅いので、大きな大会がある度に新しい技が生まれるなど技の進化を楽しむことも出来ます。
一対一の対決が熱い
スラックラインは大会によって勝敗の決め方が異なりますが、最も一般的なのが一対一の対決です。2分程度の持ち時間を持った両者が、交互にトリックを出し合い判定で勝負を決めるのです。
交互にトリックを出し合うというのが魅力で、相手選手のトリックの内容に応じて自分の出すトリックを変更するなどといった駆け引きも楽しむことができます。
ハイレベルな選手同士だと、より高度なトリックの出し合いになるので大きな見どころとなっています。一対一の対決だからこそ選手のレベルが拮抗していると非常に盛り上がるのです。
見ているだけで足がすくむハイライン
トリックを競うスラックラインとは違って、スラックラインの基礎である単純に歩いて渡るだけのハイラインという競技があります。ハイラインは通常膝の高さ程度で行うスラックラインを、命綱を使い高所で行うというものです。
山と山で行うハイラインは見ているだけで足がすくむような高さとキレイな景色の中で行われます。なかなか他では見ることが出来ないのが魅力と言えるでしょう。命綱があるといっても、まるで空中を歩くような高さを歩くのは非常にスリリングです。
恐怖を乗り越える選手の精神力も見どころですよ!
スラックラインは健康効果も高い
スラックラインの健康効果についてご紹介します。
体幹を楽しく鍛えられる
体幹を鍛えることはダイエットやスタイルの向上に効果的ですが、スラックラインは体幹を楽しく自然に鍛えられるのが魅力です。スラックラインは不安定なベルトの上に立ち、歩いたりするのでバランス能力が問われます。
バランスというのは体幹が非常に重要となりますので、スラックラインに乗るだけで自然と体幹を鍛えることが出来るのです。
腰痛予防になる
現代人の多くが悩んでいる腰痛の原因は人によって様々ですが、腹筋と背筋のバランスが悪いことでも引き起こされます。特に背筋が弱いと腰痛になりやすいとされているのですが、スラックラインは背中からお尻の筋肉を多方面から鍛えることができるスポーツなので、姿勢が矯正され腰痛の予防に繋がります。
実際にイギリスの脊椎外科医はスラックラインを「腰痛解消に役立つ可能性がある」とコメントしているほどです。
メンタルが鍛えられる
精神を安定させることは健康にも大切ですが、スラックラインはメンタルトレーニングとしても優秀なスポーツです。スラックラインは不安定な細いベルトの上を歩くため、集中力を非常に必要とします。
集中をすることで頭の中がクリアになっていきある種の瞑想状態に持っていくことが出来るのです。そのため、スラックラインは歩く瞑想とも言われており、アスリートのメンタルトレーニングにも用いられています。
スラックラインを体験することができる場所や施設
スラックラインを体験することができる場所や施設をご紹介します!
予約もOKで初心者でも安心
■施設名:ZEROスラックライン
・〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-16-3 TSI神保町ビル1F
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スラックライン専門の施設で、スタジオ所属のスラックライントレーナーの指導を受けることが出来るので初心者でも安心です。スラックライン初心者向けの体験会なども定期的に行われていますし、パーソナルレッスンも可能なので初めての方から上級者まで幅広く利用できます。
ボルダリングも楽しめる
■施設名:Bouldering space BLEAU
・〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3-6-3
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スラックライン専門の施設ではなく、ボルダリングの施設になります。ボルダリングもスラックライン同様体幹が重要なスポーツで、バランス感覚の向上、体幹トレーニングのためにスラックラインの設備も整っているのです。夜遅くまで営業しているので、仕事帰りなどにも通いやすいです。
プロアスリートも御用達のジムでスラックライン
■施設名:トータル・ワークアウト 六本木ヒルズ店
・〒106-0032 東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ B2F
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プロのアスリートの肉体改造などでもよく利用されているジムです。トータル・ワークアウトではスラックラインのプログラムも提供されており、日本におけるスラックラインの第一人者監修のプログラムで初級・中級・上級とレベルに応じたレッスンを受けることができます。
老若男女問わず楽しめるスラックラインを体験しよう
1960年代にアメリカで遊びの1つとして生まれたスラックラインですが、日本においてもスラックラインの魅力は広く知られるようになってきました。スラックラインは細いベルトに乗って歩くだけという非常にシンプルなスポーツです。
しかし、シンプル故に奥が深く老若男女問わず楽しむことができる魅力的なスポーツでもあります。体幹を自然に鍛えることが出来るので、健康増進やダイエット、姿勢矯正などにも高い効果が期待できます。
スラックラインを体験できる施設は増えていますので、1度体験してみてはいかがでしょうか。
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