
もくじ
- スピードスキーのルールと歴史を知ろう
- あの芸能人もスキー経験者!
- スピードスキーの魅力と見どころを知ろう
- 全日本スキー選手権大会のチケットと座席
- スピードスキー観戦のファッションコーデ
- まずは足を運んで魅力に触れてみよう
スピードスキーのルールと歴史を知ろう
スピードスキーのルールや歴史についてご紹介します。
スピードスキーってどんな競技なの?
スピードスキーとは、その名の通り、スピードを競うスキー競技です。対戦相手と競いながら滑るのではなく、いかに早くゴールに到達できるかを目指し、タイムの速さで勝者が決まります。
1992年に開催された国際大会でのスピードスキー優勝者の記録は、なんと時速約230キロ。上空から落下するスカイダイビングの落下速度が時速約190キロということを考えると、並外れた速さであることがわかります。
スピードスキーのルールってどんなもの?
スピードスキーは、スタートからゴールまでの間に設置されたポールと呼ばれる旗をうまく通過しながら、雪山の上から下まで滑るタイムを競い合う競技です。
この定められたポールの外側を通過すると、コースアウトとみなされ失格扱いになります。
転倒などによりコースアウトした場合、通るべきポールの上まで再び登り、きちんと滑走して通過すれば再度競技が再開できるというルールも設けられています。いかに早くゴールに到達するかのコース取りも見どころのひとつです。
スピードスキーの歴史ってどんなもの?
スピードスキーの発祥は、19世紀初めにノルディックスキーから派生したものとされています。当初はスキーの滑降技術を示すものを指し、現在のルールのようにポールを通過しながらタイムを競う競技ではありませんでした。
そこから歴史を辿り、現在のルールに近い形で開催されたのが1874年。非公式大会ながら時速141キロが樹立され、トミー・トッドが記録保持者として名を刻みました。
その後、1930年に初の公式大会が開催され、最初の公式記録として時速139キロが樹立されています。
あの芸能人もスキー経験者!
芸能人のスキー愛好家をご紹介します♡
清水アキラは芸能界随一のスキーレーサー
芸能界でもっとも有名なスキー経験者といえば清水アキラです。出身地が雪国の長野県下高井郡山ノ内町ということもあり、幼い頃からスキーに親しんできた本格派で、自らコーチを務めるスキーレッスンビデオを発売したり、スキーツアーに参加するなど、普及活動にも熱を入れています。
もともと国体の代表選手だったほどの腕前で、芸能人のスキーヤーとして真っ先に名前をあげる人も多いのではないでしょうか。
加山雄三はスキー場を作るほどの愛好家
永遠の若大将としておなじみの加山雄三も、役者としてデビューする前に国体の代表選手だった経歴の持ち主で、スキーヤーとしての評価も高い芸能人です。
出演作品の中でスキーの腕前を披露したことがあるばかりでなく、プライベートでも国内外問わずスキーに出かける熱心な愛好家として知られています。
スキー愛が高じて、1990年にスキー場を作ってしまったほどの熱い想いを持っている人物です。
田村幸士はインカレ入賞経験を持つ実力派
元オリンピック選手の岡部哲也から、俳優の中で一番スキーが上手いとのお墨付きを得ている田村幸士は、学生時代にインカレ入賞を果たした実力派として知られています。
芸能界入り前の社会人時代、スポーツマネジメント会社に勤務しており、そこで皆川賢太郎や、フィギュアスケーターの村主章枝をサポートし、国際大会への帯同を経験するなど、本格的に携わっていた経歴の持ち主です。
自身の出演作品の中でも、スキーシーンの監修や共演者のスキー指導を担当しました。
スピードスキーの魅力と見どころを知ろう
スピードスキーの見どころや魅力をご紹介します♡
大迫力!ダイナミックな滑走に釘付け
雪山を全速力で滑り降りながらタイムを競うスピードスキーの見どころは、まず何より迫力に釘付けになってしまい、その魅力のとりこになること間違いなしです。
通常であれば恐ろしくて足がすくんでしまうような速度で滑走してくる姿は、ハラハラドキドキのスリル満点。
競技ウェアを着用しているものの、防具のようなものは身につけず、体ひとつで滑走してくるため、観戦者も自然と前のめりになり応援してしまうと言われています。
常に危険と隣り合わせのダイナミックな滑走を目に焼き付けるように、まずは観戦してみてはいかがでしょうか。
コース取りに注目!上手に滑走する技術勝負
雪山の上からスタートし、途中に設定されたポールを通過しながら雪山の下のゴールまでの速度を競い合うスピードスキーは、コース取りが勝負を分ける頭脳競技であることも魅力です。
競技者の滑走技術はもちろん重要ですが、競技当日の天候や雪の状態をすべて加味し、いかに最速でゴールにたどり着けるかを考えて滑る道を計算しなければいけません。
コース取りを間違えてしまうと、タイムが遅くなったり、転倒やポール通過ができずに失格になってしまうリスクもはらんでいます。どんなコースを選択するのかも見どころです。
ウィンタースポーツ好き以外もハマる雪山
もともと自分でもスキーやスノボを楽しむ女子であればスピードスキーは馴染みやすい競技ですが、実はウィンタースポーツ好き以外の女子にもスピードスキー観戦の魅力にハマる人が続出と言われています。
その理由は、雪山の美しさ。大迫力のスピードで滑走してくるスピードスキーは、自然との駆け引きや、滑走技術が楽しめることはもちろん、競技の舞台となる真っ白な雪原はまさに別世界です。
普段からウィンタースポーツが趣味というわけではない女子でも、そのロケーションに惹き込まれてしまうはず。そんな非日常空間も見どころとして覚えておいてくださいね。
全日本スキー選手権大会のチケットと座席
全日本スキー選手権大会のチケットや座席についてご紹介します。
全日本スキー選手権大会ってどんな大会?
スピードスキーが含まれる国内大会で有名なひとつが、全日本スキー選手権大会です。ノルディックやスノーボードとともに開催される大会で、財団法人全日本スキー連盟が主催しています。
1923年に北海道小樽市で開催された第1回大会を皮切りに、2019年まですでに実施されており、各競技会ごとに別々の会場と日程で行われるのが特徴です。
スピードスキーを含む数種目は、開催可能な会場が限られることから、さらに分離開催されています。
アルペン滑降種目はスーパー大回転に
スキー種目が盛んな欧州に比べ、国内のスピードスキーの大会開催には、会場設営が困難を極めることでも知られています。そのため、競技を実施するにあたり、十分な環境を用意できる会場探しから大会関係者が奔走することになります。
全日本スキー選手権大会も同様で、スピードスキーに関して言えば、1998年以降は会場設営が困難になったことから、アルペン滑降種目がスーパー大回転に置き換えられました。
2020年の開催地は未定ながら候補地は雪国
97回大会となった2019年全日本スキー選手権大会は、北海道・阿寒町と秋田県・仙北市で開催されました。
次回、2020年の開催地はまだ未定ながらも、スピードスキーの国内大会はいずれも北海道や東北、新潟、長野など、雪国で開催されていることから、次回もこれまでの開催地が有力候補になっています。
大会間近になるとチケットの入手が難しくなるので、早めにチェックしてみてくださいね。
スピードスキー観戦のファッションコーデ
スピードスケートをもっと楽しむファッションコーデをご紹介します♡
雪山に映えるファッションを意識しよう
スピードスキーは、まず競技者のウェアがカラフルで華やかです。一般的なスキーやスノボのウェアも、雪山という白銀の世界を意識し、普段は着用しないようなカラーやデザインのかわいいレディースウェアが取り揃えられていることから考えても、いつもと違うファッションを楽しめることはうれしいポイントです。
観戦初心者女子ほど、まずはおしゃれにコーディネートしてみるところから入ってみてはいかがでしょうか。
普段使いのアイテムを上手にアレンジ
普段使いできるものでコーデを考えたい!という女子におすすめなのが、なにか一点でもいいので、カラーかデザインのどちらかが映えるアイテムをチョイスすること。控えめのカラーでも、デザインがちょっと変わったユニークなコートをセレクトする。
帽子やコートをダークトーンでまとめたら、パンツに赤などの鮮やかなカラーを選ぶ。そんなふうに、ひとひねり加えたファッションコーデがスピードスキー観戦女子にピッタリです。
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小物ほど派手めを狙いトータルコーデを
スキー用品店に出かけてみると、街着としてはちょっと派手かな?と思うような鮮やかな帽子や手袋が並んでいます。
その場で試しに着用してみると浮いてしまうと感じるかもしれませんが、スピードスキーを観戦する雪山ではそれくらいがちょうどいいのです。
特に、帽子や手袋といった小物ほど、目立つカラーとユニークなデザインを取り入れ、コーデのアクセントにするのがおすすめですよ。
まずは足を運んで魅力に触れてみよう
スピードスキーの世界は、独自性あふれる競技の特色や、雪山というロケーションなど、すべてが日常とはかけ離れていることから、一度足を運んでみると今まで味わったことのない魅力に惹かれると言われています。
初心者だから、と尻込みすることなく、むしろ初心者女子ほど観戦に出かけてみてはいかがでしょうか。
友人や彼氏と一緒に出かければ、観戦する時間も共通の思い出として後々まで楽しめますよ。まずはルールや見どころを踏まえながら、誘いあわせてお出かけしてみることをおすすめします。
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