ヨガやピラティスに興味を持つ女子は多いようです。ただし、どのようなファッションをすれば良いのか分からないという声もよく聞かれます。実は、身体を無理なく動かせる機能性とファッション性を両立する人気のウェアブランドがあるのです。この記事ではヨガやピラティスをする際のおしゃれで個性的な装いについて、具体的に紹介していきます。

もくじ

  • ヨガやピラティスをするときにファッションを選ぶときのポイント
  • 【おすすめブランド】1.lululemon
  • 【おすすめブランド】2.julier
  • 【おすすめブランド】3.PUMA
  • ヨガ・ピラティスのおすすめコーディネート
  • 可愛いファッションでヨガ・ピラティスを満喫しよう

ヨガやピラティスをするときにファッションを選ぶときのポイント

ヨガやピラティスをするときにファッションを選ぶときのポイントは、次の3点です。1つ目は、動きやすい服装であることです。ヨガやピラティスでは、日常生活では使わない筋肉を伸ばしたり、身体をねじったりするポーズを体験することになります。一般的なトレーニング用ウェアでは、対応できないことがあるのです。そのため、ヨガやピラティスのポーズでの身体の動きに対応した動きやすいウェアがおすすめになります。

2つ目は、ウエストを締め付けないことです。ヨガでもピラティスでも、体幹を鍛えることが1つの目標になっています。たとえば、ヨガの場合は、身体を使った動作は「アシュタンガ」と呼ばれる8段階あるプロセスの3段階目の「アーサナ」であって、それ自体が目標ではありません。ただし、健全な精神は健全な肉体に宿るという考え方があるので、アーサナとしてポーズの練習をするのです。このとき、体幹を強くするポースとして身体を「ねじる」動作が出てきます。座位であれば「アルダマッツェーンドラーサナ(半分の魚の王のポーズ)」、立位であれば「パリヴルッタトリコナーサナ(ねじり三角のポーズ) 」などがあります。

これらのポーズは腰を中心にして、上半身と下半身を逆方向にねじるのです。そのため、ウエストが締め付けられているウェアでは十分に身体を動かすことができなくなります。さらに、ヨガではウェスト部分には「バンダ」と呼ばれるエネルギーの集中するポイントを想定します。ウェアで締め付けるのではなく、自分で意識的に「バンダを締める」ことが推奨されるのです。そのため、ウエスト部分は、締めすぎず、緩すぎずでバンダを締めていることが実感できるウェアが最適といえます。

3つ目は、手首も締め付けないことです。ヨガやピラティスでは、手首や足首をよく動かします。たとえば、ヨガの「ガルーダーサナ(ワシのポーズ) 」では、両手手首を絡ませて上方向に伸ばす動作が入ります。このとき、手首が締め付けられていると、ポーズ自体ができないのです。

【おすすめブランド】1.lululemon

lululemonはヨガやピラティスを楽しむ人たちの間では最も人気の高いブランドの1つです。愛用者の間では「ルル」と呼ばれています。人気の主な理由は、ウェア自体の性能とスタイルが良く見えるカッティングというファッション性が両立しているからです。lululemonのウェアは、インナーマッスル系を鍛えるための身体動作を妨げない伸縮性のある素材が、絶妙なカッティングで縫製されています。メンズとレディースの両方があるのですが、とくにレディースウェアに関しては生地の発色の良さと、カラーコーディネートが秀逸です。普段着にも使えそうなほどのクオリティーを持っているといえるでしょう。

また、髪の長い女性用には「ヘッドウェア」という商品カテゴリーも展開しています。ヘアバンドやヘアタイと呼ばれるゴムなどの小物は、色使いやワンポイントのアクセントが効いていて、人気のアイテムが揃っているのです。デメリットがあるとすれば、同じカテゴリーのウェアやアクセサリーを他のブランドと比べたときに価格が高めであることでしょう。ただし、着心地がよく、長く使えるウェアやアクセサリーであれば、トータルとしてのコストパフォーマンスは悪くないといえます。
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【おすすめブランド】2.julier

julier(ジュリエ)のデザインコンセプトは、動きやすさや機能性と感性を刺激するファッション性です。デザイナーの吉岡しおり自身も、ヨガを実践するヨギーニ(ヨガを楽しむ女性)として知られています。その日々の実践によるヨガやピラティスで必要とされる身体動作の理解が、julierのウェアデザインに存分に生かされているのです。また、ヨガやピラティス用のウェアに要求される伸縮性を考えると、科学繊維のほうがコストパフォーマンスの良い商品ができるといわれています。そこに、肌触りにこだわった天然素材を中心にしたマテリアルをあえて使用するこだわりもjulierの大きな特徴の1つです。

機能性とファッション性に自然な素材が組み合わされることで、部屋着としても着られるウェアが多くなっているのも人気のポイントといえるでしょう。たとえば、julierブランドで人気アイテムの1つに「バッククロスプルオーバー」があります。肩の部分にスリットが入っていて、ヨガの「ハヌマナーサナ(猿王のポーズ) 」などの大きく両腕を上に伸ばすポーズでも、腕が自由に動かせるのです。また、裾の部分にはストレッチ性があるため「パーダーングシュターサナ(足の親指をつかむポーズ) 」などの逆転系のポーズでも、ウェアがめくれることがありません。デメリットはやや価格が高い点です。しかし、個性的でおしゃれなデザインのウェアを心地よく長く使えることを考えると、それほど気にならないかもしれません。
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【おすすめブランド】3.PUMA

PUMAはドイツで起業されたグローバルに展開するスポーツウェアブランドです。アスリート用のスニーカーブランドとして最も有名ですが、ファッション性の高いウェアも手がけています。なかでも、ヨガやピラティス用のウェアは機能性が高く可愛いウェアが豊富に選べるため人気なのです。どちらかといえば、ヨガやピラティスに特化しているというより、身体動作を妨げない機能性がPUMAウェア最大の特徴です。そのため、同じウェアをランニングや他のスポーツウェアとして兼用で使うことができます。とくに、ブラトップなど女性特有の身体的特徴をサポートする機能的なデザインはPUMAのウェアの人気のポイントといえるでしょう。ただし、製品のクオリティーの高さに比例して、販売価格も高めになっています。
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ヨガ・ピラティスのおすすめコーディネート

ヨガやピラティス用のウェアとしては、さまざまなタイプのものが楽しめます。なかでも、可愛らしさと個性的な雰囲気を両立させるコーディネートは、ミドル丈のトップスである「チュチュトップ」とレギンスの組み合わせです。チュチュトップのようなトップスの丈が短めなウェアは、視線を上半身に集めて脚が長く見える効果があります。可愛らしさを強調したいときには、チュチュトップの色や素材、表面につけられたフリルや背中のスリットのデザインにこだわると良いでしょう。また、個性を際立たせたいのであれば、華やかなデザインのレギンスを合わせるのがおすすめコーディネートです。

もちろん、トップスとボトムのコーディネートには十分に気を使いましょう。同系色にするか、補色を使うのが基本です。同系色なら保守的なイメージ、補色なら活発なイメージが表現できるでしょう。なお、ヨガやピラティスでポージングする前後に、身体を冷やさないためにトップスのカバーアップアイテムが必要になることがあります。そのときには、ショート丈ニットを合わせると、コーデを華やかにアップデートしてくれることでしょう。

可愛いファッションでヨガ・ピラティスを満喫しよう

ここで紹介したブランドは、それぞれに色使いや素材、カッティングなどのこだわりが見られて、選ぶのに迷ってしまうかもしれません。どのブランドも機能性は確保されているので、あとはデザインの好みで選んで、ボディーメイクと同時に可愛いファッションも楽しんでしまいましょう。お気に入りのウェアを身に着けて、ヨガやピラティスを満喫したいですね。

ヨガやピラティスをもっと楽しみたい方におすすめのヘアアレンジ方法を紹介した記事もあります♡合わせてチェックしてみてくださいね♪
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